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俳優のセス・ローゲンはエミネム主演の『8マイル』のオーディションを受けたことを振り返り、自身の台詞を言うのに苦労してうまくいかなかったと述べている。

著書『イヤーブック』でセス・ローゲンはチェダー・ボブ役のオーディションを受けたとのことで、エミネム演じるラビットの友人であるチェダー・ボブは小競り合いで自身の脚を撃ってしまうことで知られている。

セス・ローゲンは2度オークションを受けたが、一度目は「ラップっぽい」語り口をキャスティング担当が気に入らずうまくいかなかったという。彼はもう一度オーディションを受けるように依頼され、一緒にオーディションを受ける友人のジェイソン・シーゲルも連れて行くことになったと明かしている。

「互いのオーディションが決まったら、一人がチェダー・ボブを演じて、もう一人が相手のラビットをやるようにエージェントにお願いしていたんだ。それで交互にやるというね」とセス・ローゲンは『インサイダー』に語っている。「オーディションの前は僕のアパートに泊まり込んでやったよ。そうやってリハーサルをやって、車に乗り合わせてオークションに行ったんだ」

セス・ローゲンが最初にチェダー・ボブを演じて、その後ジェイソン・シーゲルがチェダー・ボブを演じたという。しかし、セス・ローゲンはキャラクターを壊さずにはいられず、笑いだしてしまうことになったという。

「よお、チェダー。調子はどうだい?」とジェイソン・シーゲルがラビット役の台詞を言って、セス・ローゲンはチェダー役で次のように応じたという。「よお、ラビット。それをペイズリー・パークでレコーディングするべきだよ」

「そして、ヒステリックに笑い出してしまったんだ」とセス・ローゲンは続けている。「そうしたら、ジェイソンもそうなってしまってね。僕らはオーディションでうまくいかなかったんだよ。シーンを始めてもすぐに台詞を忘れてしまうんだよ。ひどかったね。最後までできなかったんだ。それで弁解をして、建物を離れて、涙を流すことになったんだ」

最終的にチェダー・ボブ役はエヴァン・ジョーンズに決定している。その後、セス・ローゲンとエミネムは2009年公開の『素敵な人生の終り方』で共演を果たしている。

先日、エミネムは「シェイディ・コン」で初めて売りに出したNFTの最初のコレクションが178万ドル(約1億9400万円)の値をつけたことが明らかになっている。

エミネムは現地時間4月24日から25日にかけてニフティ・ゲートウェイでNFTによる初のデジタル・コレクションが売りに出されていた。

コレクションにはエミネムのミュージック・ビデオで知られるキャラクターのアクション・フィギュアやエミネム自身が作ったインストゥルメンタルのビートなどが含まれていた。

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