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レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン、ホールジー、リアーナはイスラエルとガザの紛争に言及している。

警察側がパレスチナ人の集会を阻止するため旧市街の入り口の一つであるダマスカス門にバリケードを設置して封鎖したことを受けて、週末にこの紛争は始まっている。

これによってユダヤ人への襲撃があり、イスラエルの警察はそれを受けてアルアクサ・モスクでも衝突を起こしている。

パレスチナの武装組織とイスラエル軍の間ではロケットによる攻撃や空爆がそれに続いており、ガザ地区では子ども17人を含む83人が亡くなっており、イスラエルでは7人が亡くなっている。

レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンはイスラエルによる空爆で51人が亡くなったことを受けてパレスチナ人への共感を表明している。

レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンは次のように述べている。「シェイフヤラ地区やアルアクサ・モスク、ガザ地区で目撃されている攻撃と残虐行為はイスラエルの残酷なアパルトヘイトとパレスチナの武装支配が何十年も続いていることを示しています。あらゆる形で植民地的恐怖に抵抗するパレスチナ人を支持します」

ホールジーは「#FreePalestine」のハッシュタグを付けて、宗教や地政学が紛争の核心にはないとツイートしている。

「肌に色のある子どもたちが殺されていること、世界でも最大の軍隊の一つによって支配されて追放されることは『複雑すぎて理解できない』ことではありません。こうした単純な恐怖と宗教や地政学を混同することは見て見ぬ振りをすることです」

あるユーザーに「単純過ぎる」と批判されたことを受けてホールジーは最初のコメントについて弁解している。

「私のツイートは私と同じような人々、中東の危機に関心を持たない白人のアメリカ人に向けてのものです。有色人種の人々に起きていることに関心を持たず、『複雑過ぎる』と書いて済ませてしまうからです。ツイートのターゲットははっきりさせていなくて、申し訳ありません」とツイートして、政治コメンテーターのマイケル・ブルックスの動画を紹介している。

一方、リアーナは無垢な子どもが殺されていることに心を痛めていると述べており、両陣営からの解決を求めて、紛争の繰り返される「サイクル」を終わらせてほしいとしている。

「イスラエルとパレスチナの間で起きている紛争を見て、心を痛めています」と彼女はインスタグラムで述べている。「見るのも耐えられません。無実なイスラエルやパレスチナの子どもたちが防空壕に身を潜めていて、ガザだけで40人以上が亡くなっています。少なくとも13人の無実の子どもが亡くなっているのです。無実の人々が政府と過激派によって受け継がれてきた考えのために犠牲者になるのを見るのは悲しいことです。このサイクルは終わらせなければなりません」

リアーナのコメントは「中立的なスタンス」をとっているとして批判も受けている。

また、『ワンダーウーマン』への出演で知られるイスラエル人の女優であるガル・ガドットも今回の紛争に言及したことで批判を受けている。

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