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DMXは遺作『エクソダス』が今月リリースされることが発表されている。

本名をアール・シモンズというDMXは4月9日に享年50歳で亡くなっている。4月3日にDMXはオーヴァードーズの結果による心臓発作で病院に搬送されており、集中治療室で治療を受けていた。

生前、DMXは1998年発表のデビュー・アルバム『イッツ・ダーク・アンド・ヘル・イズ・ホット』などの人気作をリリースしたデフ・ジャムに戻っており、次のプロジェクトに取り組んでいることを明かしていた。

DMXの友人で、長年のコラボレーターであるスウィズ・ビーツは遺作である『エクソダス』がデフ・ジャムより5月28日にリリースされることを発表している。

「兄弟のDMXはこれまで会ったなかでも最も純粋で貴重な魂の持ち主でした」とスウィズ・ビーツはプレス・リリースで述べている。「彼は家族と音楽に捧げた人生を送りました。そのほとんどで彼は寛大で、ファンを計り知れないほど愛してきました」

彼は次のように続けている。「このアルバムはDMXが世界中のファンに聴いてもらうのを待ちきれなかった作品で、無条件に彼を支えてくれたそれぞれの人々をどれだけ大切に思っているかを伝えようとしていたのです」

DMXは亡くなる前のインタヴューでアルバムにはリル・ウェイン、スヌープ・ドッグ、アリシア・キーズ、アッシャー、グリゼルダのクルー、今は亡きポップ・スモークが参加していることが明らかになっている。また、アルバムにはU2のボノとのコラボレーションとなる“Skyscrapers”が収録されるともされている。

『エクソダス』のそのほかの参加アーティストには明らかになっていない。スウィズ・ビーツはアルバムのエグゼクティヴ・プロデューサーを務めている。

先日、ラフ・ライダーズ・エンタテインメントの共同設立者であるダリン・“ディー”・ディーンはDMXの最後のアルバムについて「最高傑作」の一つになるだろうと語っている。

「このアルバムはスペシャルなんだ」と彼は語っている。「俺たちのやったアルバムで聴けるものは聴いたことがないと思う。多分、素晴らしいアルバムの一つだね。最高傑作の一つだよ。間違いなく名作なんだ」

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