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FBIはニルヴァーナのカート・コバーンの死をめぐる調査に関する記録について陰謀論者からの手紙を含めて公開している。

10ページの書類はFBIと手紙の差出人のやりとりが記録されており、1994年のカート・コバーンの自殺に対する捜査も伝えるものとなっている。

米『ローリング・ストーン』誌によれば、書類には2つの手紙が入っており、そのうちの一つは担当した警察が「殺人説について本気の捜査を行ったことはなかった」と主張しているという。

2003年に書かれたもう一つの手紙は次のように述べている。「カート・コバーンの事件について大きな不正があった可能性があるかもしれないと思っています。手紙を書いたのはカート・コバーンの死について再捜査を急いでもらうために、みなさんの手助けを得られないかと思ってです」

「世界中の無数のファンは今回限りで死をめぐる矛盾が晴れるのを願っています。こうした類の不正がアメリカで許されていると考えると悲しいです」

書類にはFBIが手紙の差出人に返信した内容も含まれている。「FBIがいただいた主張への捜査を始めるためには我々の捜査管轄内で連邦法違反があった特定の事実を示していただく必要があります」

書類にはカート・コバーンの死をめぐるドキュメンタリー『未解決ミステリー』が放送される1ヶ月前となる1997年1月に番組制作会社「コスグローヴ/マイラー・プロダクション」からFBIに送られてきたファックスも含まれている。「かつてロサンゼルス郡で保安官を務めていた私立捜査官であるトム・グラントは少なくとも自殺の正式認定は早すぎたと考えています」

公開された文書はこちらから。

https://vault.fbi.gov/kurt-cobain/kurt-cobain-part-01-of-01/view/

先日、ニルヴァーナのカート・コバーンは6束の髪がオークションに出品されている。アイコニック・オークションの説明によれば、このカート・コバーンの髪はニルヴァーナがデビュー・アルバム『ブリーチ』をリリースしてツアーをやっていた1989年に切ったものだという。

ニルヴァーナのカート・コバーンは「ザ・ラスト・セッション」と呼ばれる最後に撮影された写真がNFTで売りに出されている。収益の一部は自殺防止に取り組んでいる団体のJEDファウンデーションに寄付される。

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