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ニック・ケイヴ&ザ・バッド・シーズやザ・バースデイ・パーティーのメンバーだったアニタ・レーンが亡くなっている。

訃報は『ラウダー・ザン・ウォー』によって報じられており、「活気あふれるメルボルンのポスト・パンク・シーンから現れたクリエイティヴな逸材の1人」だったと評している。

ザ・バースデイ・パーティーの“A Dead Song”、“Dead Joe”、“Kiss Me Black”といった曲を共作してきたアニタ・レーンは長く突出したキャリアを築いており、キッド・コンゴ・パワーズ、ガドラン・ガット、アインシュテュルツェンデ・ノイバウテンとも仕事をしている。

1980年代初頭にザ・バースデイ・パーティーが解散した後、アニタ・レーンは当時の交際相手だったニック・ケイヴと“From Her To Eternity”、“The Kindness of Strangers”といったバッド・シーズの楽曲を共作している。

アニタ・レーンは1993年発表の『ダーティー・パール』、2001年発表の『セックス・オクロック』といった複数のソロ・アルバムもリリースしている。

訃報を受けて追悼の声が寄せられており、ニック・ケイヴの妻であるスージーはインスタグラムで「本当に愛しているわ」と述べ、ニック・ケイヴ&ザ・バッド・シーズの“Sad Waters”の歌詞を引用している。

ザ・バッド・シーズのメンバーであるウォーレン・エリスはメルボルンのラジオ司会者による追悼の投稿をリツイートしている。

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