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ニルヴァーナのカート・コバーンは「ザ・ラスト・セッション」と呼ばれる最後に撮影された写真がNFTで売りに出されることが決定している。

この写真撮影は1994年にカート・コバーンが亡くなる6ヶ月前に行われたものとなっている。

フォトグラファーのジェシ・フローマンはウェブサイトを立ち上げて、その日に撮影された100枚以上の写真をNFTで売りに出すことを明かしている。収益の一部は自殺防止に取り組んでいる団体のJEDファウンデーションに寄付される。

ウェブサイトには次のように記されている。「ザ・ラスト・セッションのNFTには写真、ポラロイド、ジェシ・フローマンの手書きのチェックが入ったコンタクト・シートが含まれます」

「この記念すべきNFTの発売はカート・コバーンの栄光を祝福したい人々に、音楽とカルチャーの核心に深く刻まれた瞬間を所有する機会を与えてくれます」

オークションは日本時間5月3日13時から5月8日午前7時まで公開されている。

米『ローリング・ストーン』誌にジェシ・フローマンは次のように語っている。「他の人々がやっていないことをやりたかったんです。2度とできない特別なものです」

今月、ニルヴァーナのカート・コバーンが亡くなってから27年目となったことを受けてソーシャル・メディアでは追悼の声が寄せられている。

先日、デイヴ・グロールはニルヴァーナの予期せぬ解散の精神的苦痛とカート・コバーンが与えた大きな音楽的影響について語っている。

「もちろん、非常に試練となる体験で、人生最大の苦痛の一つだったね。もうニルヴァーナで音楽を作ることができないという事実はね」と彼は語っている。

「ニルヴァーナにせよ、それ以外の形にしても、カートがもう素晴らしい曲を書いていない事実は人生最大の苦痛だね。彼が才能に恵まれていたのは明らかだったからね」

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