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ブラック・ミディは新曲“Slow”が公開されている。

“Slow”は5月28日にラフ・トレードよりリリースされるアルバム『カヴァルケイド』に収録される。リード・シングル“John L”は3月23日に公開されている。

ブラック・ミディはアルバムのリリース日にロンドンのハックニー・チャーチでソーシャル・ディスタンスをとったライヴを2公演行うことが決定している。ライヴはこの日の現地時間17時45分と20時30分から行われる。

“Slow”のミュージック・ビデオはこちらから。

プレス・リリースによれば“Slow”は2020年2月に行ったUKツアーの前に書かれたとのことで、歌詞と最初のデモは2020年6月に完成していたという。

“Slow”の歌詞については次のように説明されている。「よりよき世界を夢見て、若くて理想に燃える革命家がクーデターの後、国立競技場で射殺されるという物語なんだ」

ミュージック・ビデオを手掛けたアニメーターの監督、グスタフ・ホルテナスは次のように語っている。「“Slow”のビデオは曲の周期的なダイナミクスに合わせようとしたんだ。穏やかなところからカオスへの何度も行き来するんだよ」

「ビデオはAIで生み出した世界を作った人物の話になっている。それを強調するために、実際のAIにこの世界の背景はつくらせたんだよ。だから、部分的にAIが生み出したものとなっているんだけど、ファンタジーの世界の無限ループとか、AIがすべてを作るのにも長くはかからないよね。既に1秒で美しい背景を描くことはできるんだ」

ブラック・ミディはメンバーのマット・ケルヴィンが精神衛生のケアを理由に一時的にバンドから離れたことが明らかになっている。マット・ケルヴィンは『カヴァルケイド』に参加しておらず、サックス奏者のカイディ・アキンニビとキーボード奏者のセス・エヴァンスをレコーディング・メンバーに迎えている。

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