ニューヨーク州はDMXの誕生日である12月18日を「アール・“DMX”・シモンズの日」にすることを正式に発表している。
DMXの日についてはお別れの会で銃暴力の規制団体であるライフ・キャンプの共同設立者であるエリカ・フォードによって発表されている。
ここに地元活動家のプリシラ・エチが加わり、上院決議631がニューヨーク州上院の議場に提出されたことを明かしている。「ニューヨーク州上院議員は12月18日をアール・“DMX”・シモンズの日とすることにしました」とプリシラ・エチは発表している。
「彼を讃えて決議を提出した上院議員のジャマル・ベイリーによって上院の議場でも彼のリリックはラップされました。ショーン・パターソン・ハワード市長とマイク・スパーノ市長からの宣告を彼は受けました」
NYS Senate has declared DMX's birthday, December 18th, "Earl DMX Simmons Day" ? pic.twitter.com/xxpDv8Iktl
— HipHopDX (@HipHopDX) April 25, 2021
エリカ・フォードは次のように続けている。「知事室からは彼が亡くなった日に家族に向けて掲げられた旗もいただきました」
「知事室からは彼の長男と彼の父親に対する表彰もいただいています」
先週、上院議員のジャマル・ベイリーはDMXに追悼の意を表して、決議を提出していた。
「ニューヨークで私は自分なりのヒップホップへの忠誠心を持つことになりました」とジャマル・ベイリーは語っている。「その人はウェストチェスター郡のアールです」
「彼はDMXと言います。史上最高のヒップホップ・アーティストの1人でした。驚異的な俳優で、カルチャーにとっても目をみはるものがありました。ヒップホップの世代に多くのものが与えてくれた人でした」
「ヒップホップで育ったキッズの1人としてDMXが残してくれた功績に感謝します。それ以上にアール・シモンズが世界に残した影響を嬉しく思っています。安らかに、そして彼の思い出が祝福されますように」
カニエ・ウェストはブルックリンのバークレイズ・センターで行われた「DMX:セレブレーション・オブ・ライフ」でパフォーマンスも披露している。
カニエ・ウェストによるサンデー・サービス・クワイアーとのパフォーマンスでソウル II ソウルの“Keep On Movin”で幕を開け、クラーク・シスターズの“You Brought The Sunshine”、聖歌の“Jesus Loves Me”、オリジナル曲の“Excellent”を披露している。
「DMX:セレブレーション・オブ・ライフ」にはナズ、イヴ、スウィズ・ビーツらも出演しており、DMXの12歳の娘であるSonovahは1998年発表のアルバム『フレッシュ・オブ・マイ・フレッシュ、ブラッド・オブ・マイ・ブラッド』に収録の“Slippin”をラップしている。
DMXの長男であるザビエル・シモンズは次のように追悼の意を表している。「私の父はキングでした。私の父はアイコンなのです」
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