システム・オブ・ア・ダウンのサージ・タンキアンはジョー・バイデン大統領がアルメニア人虐殺を認定したことを受けて、感謝の念を述べている。
ジョー・バイデン大統領は4月24日のアルメニア人追悼記念日に際して声明を出している。アルメニア人虐殺の認定は選挙公約に含まれていた。
「メッズ・イェーゲンの被害者を讃え、実際にあった恐怖を歴史から失われることはありません。どんな形であれ憎しみの影響に警戒することを忘れてはなりません」
これを受けてサージ・タンキアンはジョー・バイデンが虐殺を「正式に認定」したことに賛辞を寄せている。
「これは極めて重要だが、トルコに対する正義を求め、オスマントルコの祖先によって制度的に殺害された150万人のアルメニア人、ギリシャ人、アッシリア人の末裔に同じことをして、償いを求める差し迫った必要性へと向かう長い道の節目に過ぎない」
「今日は長年にわたってこの現状と闘ってきたすべての人々とアメリカにありがとうと言いたい」
サージ・タンキアンは先日、2018年のアルメニア革命の認知向上を目的としたドキュメンタリー『トゥルース・トゥ・パワー』が公開されている。
「『トゥルース・トゥ・パワー』は私やトム・モレロのようなアーティストに、たとえ同意できないことがあったとしても、音楽を演奏して政治を語るのは止めろと言ってくるネット弁慶の呪いを掻き消すものなんだ。僕らが多様な存在であるという事実に光を当てるものなんだ」とサージ・タンキアンは今年1月に『NME』に語っている。
サージ・タンキアンは元々システム・オブ・ア・ダウンのために書いた新曲を5曲収録したEP『イラスティシティ』をリリースしている。
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