ベイ・シティ・ローラーズのシンガーだったレスリー・マッコーエンが亡くなった。享年65歳だった。
訃報は遺族によってベイ・シティ・ローラーズの公式フェイスブックで発表されている。レスリー・マッコーエンは4月20日に「突然」亡くなったという。死因は発表されていない。
投稿には次のように記されている。「深い悲しみと共に愛する夫で父親だったレスリー・リチャード・マッコーエンが亡くなったことを発表している。現在、葬儀の準備をしているところです」
「みなさんに感謝すると共に深い喪失の衝撃を受けて、プライバシーに御配慮いただければと思います。ケイコとジュベイ・マッコーエン、ありがとう」
ベイ・シティ・ローラーズの公式ツイッターも追悼の意を評している。
「レスリー・マッコーエンの訃報に悲しんでいます。妻のペコと息子のジュベイ、家族、友人にお悔やみを申し上げます。安らかに、レスリー」
https://www.facebook.com/BayCityRollers/posts/210538554208385
— Les McKeown (@LesMcKeownUK) April 22, 2021
We are saddened by the news of Leslie McKeown’s death. Our thoughts and prayers are with his wife Peko and his son Jubei, their family and friends. Rest In Peace, Leslie. pic.twitter.com/TkmBNgNMaP
— Bay City Rollers Official (@thebcrofficial) April 22, 2021
レスリー・マッコーエンは1973年にベイ・シティ・ローラーズに加入し、最も成功を収めた時期にフロントマンを務め、1億枚以上のセールスを記録している。ティーンエイジャーのファンが多く、もみくちゃにされることもあったことからベイ・シティ・ローラーズはザ・ビートルズに例えられることもあった。
レスリー・マッコーエンは“Remember (Sha-La-La-La)”と“Shang-a-Lang”といったヒット曲のヴォーカルを担当している。
レスリー・マッコーエンとベーシストのアラン・ロングミュアーに加え、当時のラインナップはエリック・フォークナーとスチュアート・ウッディ・ウッドがギターで、デレク・ロングミュアーがドラムだった。
ソロ・キャリアに乗り出した後、見解の相違でレスリー・マッコーエンは1978年に脱退している。
ベイ・シティ・ローラーズは2015年に再結成を果たしており、レスリー・マッコーエンは2016年に『ザ・ロスト・テープス』をリリースしている。アルバムは1970年代にベイ・シティ・ローラーズでツアーをしている間にカセットテープに録音した未発表音源が収録されている。
亡くなる数日前にレスリー・マッコーエンはソーシャル・メディアでベイ・シティ・ローラーズの49日のツアーを告知していた。
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