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ジョン・レノンとジョージ・ハリスンが10代の時に通った映画館が取り壊しを免れている。

リヴァプールのウェバーツリーにあるアビイ・シネマはザ・ビートルズのメンバーによる日記や1965年発表の“In My Life”のオリジナルの歌詞に登場し、1979年に閉館している。

この映画館は有名な建築家でリヴァプール市議会の議長だったアルフレッド・アーネスト・シェナンがデザインしたもので、1939年にオープンしている。

以降、この建物はビンゴ・ホールやスヌーカー・クラブとして使われ、最近はCo-opのスーパーマーケットとなっていたが、昨年閉店していた。

スーパーマーケット・チェーンであるリドルは新店舗のために建物を取り壊すことを求めていた。

しかし、セイヴ・ブリテンズ・ヘリテージによって建物を保存する運動が行われ、イングランド歴史的建造物・記念物委員会は建物にグレードIIのランクを与えている。

イングランド歴史的建造物・記念物委員会のサラ・チャールズワースはBBCニュースに「持続可能な新しい使用方法」が見つかることを願っていますと語っている。

「オーナーと地元のコミュニティが団結して、この際立った建物に持続可能な新しい使用方法が見つかることを願っています」と彼女は続けている。

ザ・ビートルズは映画『ゲット・バック』が2021年8月27日に世界同時劇場公開されることが決定している。新型コロナウイルスのパンデミックによって本作は劇場公開が延期されていた。

映画『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズの監督で知られるピーター・ジャクソンが55時間の映像を編集したもので、リンゴ・スターは次のように述べている。「ピーターは素晴らしくて、映像全体がクールな装いなんだ。既に出ているバージョンとはまったく違って、笑いながら演奏した時間がたくさんあったんだよ」

また、リンゴ・スターは1970年に製作されたオリジナルのドキュメンタリー『レット・イット・ビー』について「あまりに悲惨だった」と批判している。

「オリジナルのドキュメンタリーはまったく楽しくなかったからね。あれは2人の間で起きた一つの出来事に集約されてしまっていたからね」と彼は語っている。「屋上でのコンサートは7〜8分の長さしかなかった。ピーターのほうは43分もあるんだ。音楽とたくさんの喜びのある作品になっているんだよ」

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