リトル・シムズは2019年以来となる新曲“Introvert”が公開されている。
“Introvert”はサロモン・リセムが監督したミュージック・ビデオと共に公開されており、ミュージック・ビデオはリトル・シムズが舞踊団と共にロンドン自然史博物館でラップするものとなっている。ミュージック・ビデオでは公民権運動の映像や黒人が警察に追われる映像、リトル・シムズのホーム・ビデオの昔の映像が使われている。
“Introvert”は来たるニュー・アルバム『サムタイムズ・アイ・マイト・ビー・イントロヴァート』からのリード・トラックで、リトル・シムズは壮大なオーケストラをバックにアイデンティティ、人種、抑圧などについて赤裸々な政治的見解を表現している。「Man, it’s like they can’t sleep until our spirit is crushed(私たちの魂が破壊されない限り眠れないとでもいうようだ)」と彼女はラップしているほか、次のように述べている。「I’m not into politics but I know it’s dark times/ Hearts of the world still living in apartheid(政治的になんかなりたくないけど、今は暗い時代で、世界の中心にはアパルトヘイトがまだ残っている)」
“Introvert”のミュージック・ビデオはこちらから。
『オブザーヴァー』紙のインタヴューでリトル・シムズは新作で父親との疎遠な関係や交際など、個人的な問題についても言及していることを明かしている。アルバムは「外向的な人が求められる」業界で私生活を明かすことの難しさを掘り下げたものになっているという。
リトル・シムズは次のように語っている。「仕事や私の作品ということでいくと、私はシャイではないし、隠したりもしない。私は本気だし、単刀直入だからね。でも、それ以外ではシャイになることもある」
『サムタイムズ・アイ・マイト・ビー・イントロヴァート』はマーキュリー・プライズにノミネートされた前作『グレイ・エリア』もプロデュースしたインフローとの共同プロデュースで、9月3日にリリースされる。
リリースの詳細は以下の通り。
label: Age 101
artist: Little Simz
title: Sometimes I Might Be Introvert
release date: 2021.09.03
01. Introvert
02. Woman (feat. Cleo Sol)
03. Two Worlds Apart
04. I Love You I Hate You
05. Little Q Part 1
06. Little Q Part 2
07. Gems
08. Speed
09. Standing Ovation
10. I See You
11. The Rapper That Came To Tea
12. Rollin Stone
13. Protect My Energy
14. Never Make Promises
15. Point and Kill (feat. Obongjayar)
16. Fear No Man
17. The Garden Interlude
18. How Did You Get Here
19. Miss Understood
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