作曲家で音楽プロデューサーのジム・スタインマンが亡くなった。享年73歳だった。
ジム・スタインマンはミート・ローフの大ヒット曲をいくつか手掛けており、アルバム『地獄のロック・ライダー』は全世界で5000万枚以上のセールスを記録している。
ジム・スタインマンはセリーヌ・ディオン、バーバラ・ストライサンド、エア・サプライ、ボニー・タイラーといったアーティストとも仕事をしている。
ジム・スタインマンはボニー・タイラーによる“Total Eclipse of the Heart”や『フットルース』のサウンドトラックに収録された“Holding Out for a Hero”を手掛けている。セリーヌ・ディオンに関しては“It’s All Coming Back To Me Now”を、エア・サプライに関しては“Making Love Out Of Nothing At All”を共作している。
ボニー・タイラーはソーシャル・メディアで次のように述べている。「古い友人にして音楽の師であるジム・スタインマンが亡くなったことを知って、完全に打ちひしがれています」
「ジムは史上最もアイコニックなロック・ソングを作曲してプロデュースしており、私もそのうちのいくつかを彼からいただく特権を得られました。ジムとは2枚のアルバムを作りましたが、レコード会社は最初彼がやりたくないと思っていたにもかかわらず、ありがたいことにレコード会社は間違いで、間違いなくジムは真の天才だったと言えます」
「彼は愉快でやさしく献身的で、人を気にかけてくれる人でした。彼の生涯と作品にとって世界はふさわしい場所であり、彼が亡くなったことにはふさわしくない場所です。彼と仕事ができて知り合いになる機会を得られたことにずっと感謝することでしょう」
『デッドライン』によれば、ジム・スタインマンは現地時間4月19日にコネチカット州で亡くなったという。死因は明らかにされていない。
ニューヨーク出身のジム・スタインマンは才能ある作曲家、作詞家、プロデューサー、アレンジャー、ピアニスト、シンガーだった。
ジム・スタインマンはミュージカル作品にも取り組んでいて、2017年の『地獄のロック・ライダー』のミュージカル、1996年のアンドリュー・ロイド・ウェバーによる『ホイッスル・ダウン・ザ・ウィンド』に参加している。
ジム・スタインマンはミート・ローフと1981年発表の『デッド・リンガー』、1993年発表の『地獄のロック・ライダーII〜地獄への帰還』、2016年発表の『ブレイヴァー・ザン・ウィー・アー~勇者再誕~』でも仕事をしている。
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