ザ・コーラルは通算10作目となるアルバム『コーラル・アイランド』よりサイケデリック・ポップのナンバー“Vacancy”が公開されている。
オルガンが主体となった“Vacancy”は4月30日にリリースされるダブル・アルバムから公開された3曲目の楽曲となっている。
「T.S.エリオット、ザ・キンクス、カーロフと共に幽霊列車に乗り込んで、耳馴染みのいいオルガンのリフによるバロック・ロックンロールで向こう側へと辿り着いたんだ」とジェイムス・スケリーは語っている。
ザ・コーラルは1月に『コーラル・アイランド』のリリースを発表して、アークティック・モンキーズの“Four Stars Out Of Five”を手掛けたエドウィン・バーディスが監督した“Faceless Angel”のミュージック・ビデオが公開されていた。
先月には“Lover Undiscovered”が公開されている。「長年、“Lover Undiscovered”のコードはあったんだけど、完成しなかったんだよね」とジェイムス・スケリーは『NME』に語っている。「でも、最初のラインである『She wakes up(彼女が目を覚ました)』が浮かんで、島全体が目を覚まして、何かの始まりのような感じだったんだ」
今年2月、ジェイムス・スケリーとドラマーのイアン・スケリーの祖父を新作にゲスト・ヴォーカルとして迎えていることを明かしている。
85歳のイアン・マレーはアルバムに「The Great Muriarty」として参加しており、コンセプト・アルバムである『コーラル・アイランド』の曲間の物語をナレーションするという。
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