フー・ファイターズのデイヴ・グロールは来たるドキュメンタリー作品『ホワット・ドライヴス・アス』の最初のトレイラー映像が公開されている。
このドキュメンタリーは新型コロナウイルスでキャンセルされた「ヴァン・ツアー」と共に昨年発表されていた。
この作品は当初ツアーの各公演で初披露される予定だったが、今回、アメリカではコーダ・コレクションで、他の国ではアマゾン・プライム・ビデオで公開される。作品はデイヴ・グロールが監督していて、フー・ファイターズがプロデュースを手掛けている。
ドキュメンタリーにはリンゴ・スター、AC/DCのブライアン・ジョンソン、セイント・ヴィンセント、ガンズ・アンド・ローゼズのスラッシュとダフ・マッケイガン、U2のジ・エッジ、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのフリー、メタリカのラーズ・ウルリッヒらが出演しており、デイヴ・グロールは次のように述べている。「音楽を演奏するというシンプルな報酬以外を忘れて、この作品は友人たちと古いヴァンに乗り込んだすべてのミュージシャンへのラヴレターなんだ」
「友人や機材を小さなスペースに詰め込んだDIYのロジスティックスを世に知らしめようというプロジェクトとして始まったんだけど、最終的に『なぜ?』『何が僕らを突き動かしていたんだろう?』という探求に変わっていったんだ」
トレイラー映像はこちらから。
作品の概要には次のように書かれている。「『ホワット・ドライヴス・アス』は、その献身が試され、音楽を演奏したいという欲望が盲目的な不条理な行為のようになってしまう、すべてのミュージシャンの人生におけるそうした瞬間へのオマージュなんだ。自分自身と世界に証明する最初のステップは楽器と才能と勇気を積み込んで、世界に音楽を届けるためにヴァンに乗り込むことなんだ。真のロックンロールの通過儀礼だよね」
「このドキュメンタリーは音楽を演奏する人生を夢見るすべてのキッズたちに捧げたものなんだ。デイヴ・グロールもそんな少年だった。リンゴ・スターも、ジ・エッジも、アニー・クラークも、スティーヴン・タイラーも、イアン・マッケイもみんなそうなんだ。このリストが終わることはない。常軌を逸していて、信じられない、バカげた、感動的な物語がそこにはすべてあって、共通の絆でもあるんだ」
「彼らが名前を知られる前からどこかの時点で、彼らは世界と音楽を共有したいという止められない気持ちがあったんだ。その情熱によってすべてを忘れて無謀にも、夢を追いかけることになったんだ」
先日、デイヴ・グロールは新刊『ザ・ストーリーテラー:テイルズ・オブ・ライフ・アンド・ミュージック』の詳細を発表している。「こうした物語をまとめる時に感じた喜びはレコーディングして世に出すのが待ちきれない曲を聴き返したり、しみのついたノートに書かれた直接的な日記を読んだり、子ども部屋に貼られたキッスのポスターの前で飛び交う声を聞いたりするような体験でした」
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