スリップノットのショーン・“クラウン”・クラハンは未発表作『ルック・アウトサイド・ユア・ウィンドウ』をお蔵入りにしている理由について説明している。
『ルック・アウトサイド・ユア・ウィンドウ』は2008年発表のアルバム『オール・ホープ・イズ・ゴーン』のセッションの間に4人のメンバーによってレコーディングされた作品となっている。2020年1月にショーン・“クラウン”・クラハンは2019年のクリスマスに彼とジム・ルート、コリィ・テイラー、シド・ウィルソンは「実験的でサイケデリックな」楽曲によるアルバムをリリースしようとしていたと明かしていた。
テリー・“ビーズ”・ビーザーが司会を務めるポッドキャスト『モッシュ・トークス』に出演したショーン・“クラウン”・クラハンは新たなリリースをめぐる問題について「混同しないでほしい」と語っている。
「そうじゃないことにしてほしくないんだ。なかったことにしてほしくないんだよね。受け入れてほしい。音楽であり、アートなんだ。スリップノットの名前はつけられないけどね」
ショーン・“クラウン”・クラハンはアルバムがリリースされないことについてファンを苛立たせようとしているわけでも、「自分たちの正当性を主張しようとしている」わけでもないと強調している。
アルバムはミックスもマスタリングも終わり、「リリースする準備はできている」としながらもショーン・“クラウン”・クラハンはバンドにとって優先順位を決めて、スリップノットによる他の活動の邪魔にならなければリリースすることができると述べている。
ショーン・“クラウン”・クラハンは昨年からいくつかリリース日の候補があったことを認めつつも「暫定的なリリース日は決まってなかったんだ。考えているところなんだよ」と語っている。
「推測の下にリリース日を考えていたんだけど、でも、暫定的なものでさえなかったんだ。それで、止めてしまったんだよ。考えていただけなんだ」
スリップノットの最新作は2019年発表の『ウィ・アー・ノット・ユア・カインド』となっている。
昨年、ショーン・“クラウン”・クラハンとコリィ・テイラーは共に新曲を書いていると語っており、昨年11月のインタヴューでコリィ・テイラーは「a)来年ツアーを完遂するか、b)来年新たなアルバムを出すかの計画があるんだ」と述べている。
「自分たちにはやり残したことがあると全員思っていて、他のことをやる前にそれを終わらせたいと思っていることは分かっているよ」
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