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カニエ・ウェストの人生を追ったドキュメンタリー・シリーズがネットフリックスによって購入されたと報じられている。

米『ビルボード』誌によれば、複数話で構成された本作はカニエ・ウェストの未発表映像を使用したものとなり、音楽やファッションでの巨大なキャリア、失敗に終わった2020年の大統領選挙、母親のドンダの死を掘り下げたものとなるという。

米『ビルボード』誌は3000万ドル(約33億円)で購入されたと報じているが、『ヴァラエティ』誌に情報筋は金額は正しいものじゃないと語っている。ドキュメンタリーは今年配信されることが予定されている。

ネットフリックスはミュージック・ビデオ制作で知られるクラレンス・“クーディー”・シモンズとチケ・オザーから作品を購入している。2人はカニエ・ウェストの活動を20年以上にわたって記録してきた。2人はカニエ・ウェストの“Jesus Walks (Version 3)”や“Through the Wire”のミュージック・ビデオを手掛けている。

カニエ・ウェストは2019年発表のアルバム『ジーザス・イズ・キング』がグラミー賞の最優秀コンテンポラリー・クリスチャン・ミュージック・アルバム賞を受賞している。これでカニエ・ウェストは22個目のグラミー賞となり、ジェイ・Zとヒップホップ・アーティストとしては最多で並んでいる。

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