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グラストンベリー・フェスティバルはイギリス政府による文化支援基金を受け取ったことが明らかになっている。

この15億7000万ポンド(約2300億円)の支援金は昨年7月に発表されたもので、新型コロナウイルスの経済的影響を受けたライヴハウス、独立系映画館、美術館、博物館、劇場、文化的な場所に支給される。

オリヴァー・ドーデン文化相は今年の3月3日にこの予算を15億7000万ポンドから18億7000万ポンド(約2800億円)に増やすことを発表している。今回、そのうちの4億ポンドが2700の団体に配布されている。

今回支援を受けた著名な団体の一つがグラストンベリー・フェスティバルで、「2021年に2つの小さなイベントを行い、2022年にフェスティバルを開催するのを支援するために」90万ポンド(約1億3500万円)が支給されている。

主催者のマイケル・イーヴィスとエミリー・イーヴィスは次のように述べている。「文化支援基金から貴重な資金をいただいたことに非常に感謝しています」

「2度のフェスティバルの中止で多額を失ったので、この資金は私たちの未来を保証するにあたって大きな違いを生み出してくれると思います」

グラストンベリー・フェスティバルは2020年と2021年が中止となっているが、ワージー・ファームから配信ライヴを行うことが決定している。

また、リーズのライヴハウスであるブルーデネル・ソーシャル・クラブはライヴを再開させるために21万3853ポンド(約3200万円)を、ロンドンのラウンドハウスは150万ポンド(約2億2500万円)を受け取っている。

1年以上にわたって閉鎖されている独立系映画館に分配するために英国映画協会には650万ポンド(約9億7500万円)が支払われている。

今回の支援金についてオリヴァー・ドーデン文化相は次のように語っている。「記録破りのこの文化支援基金は既に経済的危機に直面しているこの国の文化遺産事業を続けさせる上で大きな頼りとなってきました」

「今回も彼らの側に立つことで、それぞれが観客を迎え入れる準備をすることができます。今後よくなった時に文化的な宝が再開して前進することを手助けしたいのです」

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