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サウンドガーデンのメンバーはバンドのウェブサイトとソーシャル・メディアに触れさせないとしてクリス・コーネルの妻であるヴィッキー・コーネルを告訴している。
ワシントンD.C.に提出された法定書類によれば、キム・セイル、マット・キャメロン、ベン・シェパードとマネージャーのリット・ヴェネラスはヴィッキー・コーネルがサウンドガーデンのフェイスブック、ツイッター、インスタグラム、ヴィメオ、YouTube、スナップチャット、タンブラー、トップ・スピン、ピンタレストから排除していると主張している。
ヴィッキー・コーネルはアカウントのパスワードを変えてしまったことで告訴されている。
サウンドガーデンは判事にヴィッキー・コーネルにソーシャル・メディアのパスワードを渡すように命じることを求めている。「サウンドガーデンは係争中の訴訟のためにソーシャル・メディアが現在のところ停止してしまっています」
サウンドガーデンはヴィッキー・コーネルがソーシャル・メディアに触れさせないことで、「ログイン情報を人質に取っている」と告訴している。
訴状によれば、ヴィッキー・コーネルは以前のマネージメント・チームであるパトリオット・マネージメントからアカウントの管理を譲り受けたが、「放置状態」にしてサウンドガーデンの最新情報を更新できない状態になっているという。
バンドの要望に対する公判は4月16日に予定されている。
サウンドガーデンとヴィッキー・コーネルはここ数年にわたって様々な法廷闘争を繰り広げてきている。
2019年12月にヴィッキー・コーネルは「多額のロイヤリティが減らされている」としてサウンドガーデンを訴えており、バンドのマネージャーであるリット・ヴェネラスが自分が遺産管理団体となった2017年以降、彼女に反対する立場をとってきたと主張していた。この件についてはサウンドガーデンの存命中のメンバーが妻が受け取るロイヤリティを減らしている証拠はないという判決が下されている。
先月、ヴィッキー・コーネルは自分の保有している取り分を「途方もなく安い」価格でサウンドガーデンの残りのメンバーが買い上げようとしたとして別の訴訟も起こしている。
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