クイーンのギタリストであるブライアン・メイはケリー・エリスと再びコラボレーションした新たなトラック“Panic Attack 2021 (It’s Gonna Be All Right)”が公開されている。
ブライアン・メイとケリー・エリスは2017年発表のアルバム『ゴールデン・デイズ』など、ここ数年にわたって一緒に音楽を制作してきている。
今回、『ゴールデン・デイズ』に収録されていた“It’s Gonna Be All Right (The Panic Attack Song)”は新型コロナウイルスの最中で可能性を見出すために2021年版が公開されている。“Panic Attack 2021”は「非常に前向きな新たなトラック」でオリジナルを「大胆に再解釈」したものと評されている。
「2020年が終わる時は1年に別れを告げるにあたってパンデミックからの救いと希望の時代が始まる感覚があったんだ」とブライアン・メイは声明で述べている。「しかし悲しいことに、静かな制限されたクリスマスのお祝いの後、人類の闘いはよくなるまでにまだまだ悪くなるという認識と共に新年の幕が開けることになった」
「ケリーと僕はパニックの感覚が高まる中で“The Panic Attack”が文字通り世界中の無数の人々にとってまったく新しい意味を持つと思ったんだよね。イギリスでは『新年あけましておめでとう』を奪われたような感覚が強くあってね。だから、リアルかつ率直な形で新年を祝いたかったんだよ」
ケリー・エリスは「希望に満ちた曲で1年を始めることができて、ものすごく嬉しい」と述べている。
「ロックダウンの最中に“Panic Attack 2021”をまとめることは大変だったけど、素敵なことでもあった」と彼女は続けている。「音楽は本当にパワフルで、多くの制限の中でなお作ることができたのは素晴らしかったわ」
「この曲とミュージック・ビデオが私とブライアンで制作している時と同じくらいの希望と喜びをもたらすことを願っている。大変な1年だったけど、『大丈夫になる』ことを忘れないで」
先日、ブライアン・メイはフレディ・マーキュリーがかつてクイーンのギター・ソロだけでカセットテープを作っていたことを明かしている。
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