フー・ファイターズのデイヴ・グロールは名曲“Everlong”が生まれた経緯についてオーツ・ソング・フェス7908で語っている。
ホール&オーツのジョン・オーツと妻のエイミー・オーツが主催したオーツ・ソング・フェスは食料を配給するフィーディング・アメリカの認知向上と資金を募ることを目的としたものとなっている。
デイヴ・グロールは“Everlong”が生まれた経緯を語り、同曲をアコースティック・バージョンで披露している。
デイヴ・グロールは「素敵なソニック・ユースのコード」を弾いていたところ、“Everlong”のイントロになるものを思いついたと語っている。
彼は次のように振り返っている。「曲をレコーディングして、ソニック・ユースに渡したんだよね。ソニック・ユースのサーストン・ムーアに聴かせたのを覚えているよ。というのも、ソニック・ユースをパクったと思われるんじゃないかと怖かったんだよね。『レコーディングしたものを聴いてほしいんだ。デモなんだけどさ』と言ったら、彼が『なんでデモなんだ? アルバムに入れないのか?』と言ってくれてね」
「ぶっつけ本番で、非公式なものだと思ってたからデモだったんだけどさ。それでスタジオで再レコーディングして、今ラジオで聴いている曲になったんだ」
デイヴ・グロールは「アコースティックで“Everlong”をやろうと思ったことはなかった」と語っている。「ロック・ソングだと思っていたからね。ハワード・スターンの番組が初めてだったと思う。ハワード・スターンはこの曲が好きでね。ハワード・スターンの番組に出た時は朝6時だったから、楽器も触りたくなかったんだけど、彼にアコースティックでやってくれと頼まれたんだ」
「それでやってみたんだけど、新たな息吹を与えてくれたよね。リリースからだいぶ経っていたけど、新しい命が曲に与えられたんだ。というのも、アコースティックでやる時はベルやホイッスルなんかもなくして、歌詞とギターと声だけになるからね。みんなに感じてもらいたい形になるんだよ」
先日、デイヴ・グロールはBBCの『リール・ストーリーズ』でキャリア全体を振り返るインタヴューが放送されることが発表されている。
番組はデイヴ・グロールがニルヴァーナのドラマーだった時代からフー・ファイターズのフロントマンとしての月日を語るものとなっている。番組は3月27日にBBC 2で放送され、その直後には2019年のレディング・フェスティバルのライヴ映像も放送される。
フー・ファイターズは2月に最新作『メディシン・アット・ミッドナイト』をリリースしている。
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