エド・シーランは友人であるマイケル・グディンスキーの葬儀で涙を流して、新曲を披露している。
マイケル・グディンスキーは3月2日に68歳で急逝したオーストラリアのプロモーターで、エド・シーランは葬儀のためにオーストラリアのメルボルンを訪れている。
マイケル・グディンスキーについてはブルース・スプリングスティーンもその訃報を受けて“I’ll See You In My Dreams”のリリック・ビデオを公開しており、「私は過去50年間世界をツアーしてきたが、これほど優れたプロモーターに出会ったことはない」と語っていた。
エド・シーランは黒のスーツ姿でステージに上がって3曲を披露している。最後に披露されたのはオーストラリアでの隔離期間中に書かれた“Visiting Hours”という新曲で、エド・シーランは涙を流したという。
この日、エド・シーランは次のように語っている。「こんなに緊張したことはないよ。すごく緊張しているんだ。なので、歌詞を間違えてしまったらゴメンね。ここにいられることにものすごく感謝しているんだ。この国に入ることが難しいことは知っているし、僕をここにいられるようにしてくれたことを当然のことだとは思っていないんだ。ここにいられる機会を作ってくれたことを感謝するよ」
彼は次のように続けている。「隔離期間中もギターを持つことはできたから、僕にとって物事を受け止める最善の方法というのは曲を書くことなんだ。いいニュースにしても、悪いニュースにしてもね。これは先週仕上げた曲だよ」
先日、エド・シーランは自身の描いた絵画でガンのためのチャリティに51000ポンド(約765万円)以上を集めている。
『スプラッシュ・プラネット』と題された抽象的な作品はチャリティのために1枚20ドルの抽選チケットを購入したアメリカ東海岸のファンの手に渡っている。
この絵は“Afterglow”のシングルのジャケットに使われたもので、「1日1枚、30日間にわたって絵を描いたんだよ。本当に楽しかったね。ジャクソン・ポロックっぽいよね」とエド・シーランは語っている。
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