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ビョークが“Mouth Mantra”の革新的なミュージック・ビデオを公開している。

今回のビデオは、アルカと毎回コラボレーションしていることで知られるジェシー・カンダが監督を務めており、特別に作られたカメラで歌うビョークの口の中を撮影したものとなっている。

「ジェシーがこの旅に出ることに賛同してくれたのはとてつもなく嬉しいの」とビョークは今回のビデオについて述べている。「引き受けるのは勇気のいることだったと思うし、彼が成長していくのを見ることで甘えていたの。彼の献身性と愛情はすごいものだったわ! 特に粋なダンスフロアの光景をなんとか収めることができたのが嬉しいの:真の魔法よ!!」

“Mouth Mantra”のミュージック・ビデオはこちらから。

今月の初め、ビョークは限定盤の『ヴァルニキュラ』のライヴ・アルバムをリリースしている。

このアルバムは最新作の3つめのバージョンとなっており、オリジナル・アルバムのほか、全編ストリングスによるアルバムも今月12月にリリースされている。

『ヴァルニキュラ・ライヴ』には“Atom Dance”を除いてアルバムの全曲が収録されており、最新作には習得されていない“Come To Me”といった楽曲も収録されている。

ビョークは最新作『ヴァルニキュラ』がリークされたのを受けて、予定より2ヶ月早い1月にリリースしている。リリース後まもなく、フェイスブックで新作が「傷心のアルバム」であると説明しており、アーティストのマシュー・バーニーとの離婚に影響を受けているとしてる。

このアルバムでツアーを行うのはビョークにとって難しかったようで、「コントロールすることのできないスケジュールの重複があったため」いくつかのフェスティバル出演をキャンセルしており、「このアルバムの楽曲を歌うことは、感情的に激しい作業だったし、他のアルバム制作とは違う時間に支配されてい」て、「ちょっとこのアルバム独自の対処が必要だった」と語っている。

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