リンゴ・スターはビリー・アイリッシュについて「途轍もないミュージシャン」だと賛辞を寄せている。
リンゴ・スターは現地時間3月14日に行われた第63回グラミー賞授賞式でミーガン・ザ・スタリオンを破って“Everything I Wanted”で最優秀レコード賞を受賞したビリー・アイリッシュに賞を渡している。
『ズーム・イン』EPのリリースを記念してZoomで行われた質疑応答でリンゴ・スターは次のように語っている。「日曜日のグラミー賞に出て、ビリー・アイリッシュに最優秀レコード賞を渡せたのはすごく嬉しかったよ。彼女は途轍もないと思うからね。フィニアスは僕のEPにも参加してくれているんだ。彼女に会えたのは素晴らしかったよ。音楽的にも素晴らしいよ。彼女は美しい人間なんだ」
ビリー・アイリッシュは最優秀レコード賞を受賞した時にスピーチでミーガン・ザ・スタリオンを讃えている。「私としては恥ずかしいわ」とビリー・アイリッシュはミーガン・ザ・スタリオンに言及している。「あなたがどれだけふさわしいかについてスピーチを書いてきたの。『私が選ばれることなんてない』と思っていたから。『彼女のものだ』と思っていたの。あなたがこの賞にふさわしいわ」
「あなたは比類なき1年を過ごした。あなたが女王よ。あなたのことがどれだけ好きかを考えると泣きたくなる。あなたは美しいし、才能もある。世界のすべてにふさわしい。あなたのことを常に考えている。常に応援しているわ。正直、あなたがこの賞にふさわしい。心から、この賞はあなたのものよ」
ビリー・アイリッシュは“No Time To Die”で最優秀楽曲賞映画、テレビ、その他映像部門を受賞している。また、授賞式の最初でビリー・アイリッシュは車の上に乗って“Everything I Wanted”を披露している。
ポール・マッカートニーもビリー・アイリッシュについて「非常に特別な存在」と以前賛辞を寄せていた。
同じ質疑応答でリンゴ・スターは1970年に制作されたオリジナルのドキュメンタリー『レット・イット・ビー』について「あまりに悲惨だった」と批判している。『ロード・オブ・ザ・リング』で知られる監督のピーター・ジャクソンが56時間の映像を引き継いで、『ザ・ビートルズ:ゲット・バック』を製作している。
リンゴ・スターは本日3月19日にEP『ズーム・イン』をリリースしている。5曲は2020年4月〜10月にリンゴ・スターの自宅スタジオでレコーディングされたもので、ポール・マッカートニー、デイヴ・グロール、フィニアス、シェリル・クロウ、ジェニー・ルイス、レニー・クラヴィッツ、クリス・ステイプルトン、コリーヌ・ベイリー・レイらが参加している。
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