ジャスティスはジャスティン・ビーバーのニュー・アルバムのアートワークが自分たちのロゴに非常に似ていることから使用禁止の申し立てを行っている。
ジャスティン・ビーバーの通算6作目となる新作『ジャスティス』は本日3月19日にリリースされているが、アートワークは先月公開されていた。アートワークはジャスティン・ビーバーのキリスト教への信仰への言及として「T」の文字が十字架で描かれている。
アートワークとジャスティスのロゴの類似はファンによってすぐに指摘されており、ジャスティスはこのロゴを2003年から使用している。ジャスティスのマネージメントはジャスティン・ビーバーのチームからアートワークで一緒に作業する可能性があることについて連絡があったことを明かしている。
しかし、「呼びかけが結実することはなかった」とのことで、ジャスティスのマネージメントは次のように続けている。「『ジャスティス』というアルバムのタイトルやロゴのことは誰も言わなかった。初めて見たのは発表の時だったんだ」
Thought Bieber was collaborating with the French duo Justice by his new album logo… https://t.co/JlfKC8Susq pic.twitter.com/Ir5OzfbF1o
— jason ?? (@dreamershxtel) February 26, 2021
米『ローリング・ストーン』誌の報道によれば、ジャスティスはジャスティン・ビーバーに法的措置を取るという。『ジャスティス』のタイトルで「T」の文字を十字架で描くことが権利を侵害しているとジャスティスは主張しており、ジャスティスはロゴのグラフィックと言葉をEUで商標登録している。
「マークの使用は違法です。マークを使う許可を得ていません」と書類には書かれている。「その上、ジャスティン・ビーバーの作品はジャスティスと提携も援助もスポンサー契約もしていません。マークの使用は違法なだけでなく、消費者に混乱を招きかねません」
使用禁止の申し立てでは2020年4月29日のEメールにも触れられており、ジャスティン・ビーバーのチームはジャスティスのマネージャーに対してロゴのデザイナーに連絡を取らせてほしいと伝えてきたと述べている。
「ジャスティン・ビーバーのチームはジャスティスのマークの使用に気づいていただけでなく、アルバムのために同じアーティストを使って複製させようとしたのです。悪意と意図的な侵害の証拠です」
ジャスティスの所属レーベルであるエド・バンガーは2月27日にジョークとしてジャスティン・ビーバーのアートワークに言及し、ジャスティン・ビーバーのオリジナル・スケッチの写真を投稿して、皮肉に満ちたキャプションを添えていた。
『NME』ではジャスティン・ビーバーの担当者にコメントを求めている。
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