ザ・ビートルズが全英もしくは全米のシングル・チャートで1位を獲得した楽曲だけを集めたアルバム『ザ・ビートルズ1』が映像版も含めた最新バージョンで11月6日にリリースされるのを記念して、NME Japanでは「NMEが選ぶ、ビートルズ究極の名曲ベスト50」を11月6日に向けて発表していきます。
この50曲を選んだのは『NME』編集部をはじめ、ミューズのマシュー・ベラミー、ジョニー・マー、スウェードのブレット・アンダーソン、ブライアン・ウィルソン、R.E.M.のピーター・バック、ロイヤル・ブラッド、映画監督のミシェル・ゴンドリーといった現役のミュージシャンやクリエイターたち。
本日41位〜50位を発表したのを皮切りに、10曲ずつリリース日の11月6日に向けて発表していきます。ビートルズの不朽の名曲、あの曲は何位なのか?、それぞれのミュージシャンはどんなコメントを寄せているのか、お楽しみ下さい。
『ザ・ビートルズ1』公式サイトはこちらから。
http://sp.universal-music.co.jp/beatles/
50位 With a Little Help from My Friends
ケイティ・B 選
「この曲とシンディ・ローパーの“Girls Just Want To Have Fun”だけは、聴くと大声で叫びたくなってしまうの。“友達にちょっと助けてもらって”って、数少ない、誰もが知ってるサビのフレーズの1つでしょ。完ぺきよね」
49位 You’ve Got to Hide Your Love Away
“You’ve Got to Hide Your Love Away”が発表されたのちに、ポール・マッカートニーはこの曲について「ジョンがディランをやってるだけ」と説明している。だが、ジョンはあからさまにマネた歌い方を彼とジョージの幻想的なアコースティック・ギターの絡みに乗せることで、ディランの影響にひねりを加え、恋に傷ついた男の笑い話を私的で孤独な歌に仕上げてみせたのだ。
48位 Julia
ザ・クリブス、ライアン・ジャーマン選
「少年時代は、イヤホンでiPodを聴きながら眠りについてたんだ。でも、マジでいい曲がかかると、目を覚ましたちゃったりしてね。ある晩、“Julia”に起こされたんだ。その時、初めて聴いたんだけど、“こんな名曲、今まで耳にしたことがない”って思ったね。いまだに僕が知るベストソングの1つだと思ってる」
47位 She’s Leaving Home
BLINK-182、マーク・ホッパス選
「どういうわけかこの曲は、うまく説明できない形で僕にずっと影響を及ぼし続けてるんだ。聴くと泣き崩れそうになるくらいなんだよ。“彼女が家を出ていく/バイバイ”ってくだりはシンプルな歌詞だけど、その文脈を考えると強烈だね。大好きなビートルズの曲は他にもたくさんあるけど、一番はこの曲だよ」
46位 Long, Long, Long
ザ・マッカビーズ、フェリックス・ホワイト選
「ビートルズの終わりが近づくにつれ、ジョージ・ハリスンの曲がよくなっていったのは、素晴らしいことだと思う。いいことだよね! 彼はこの曲によって、レノンもマッカートニーも持ち合わせていないような皮肉っぽいウィットと優しさを示してみせたのさ」
45位 Nowhere Man
ジョンは、『ラバー・ソウル』に収録する最後の曲がなかなかできず、いったん横になったらこの曲が一気に浮かんだという。「自分がどこにもいない男だと考えてて、“Nowhere Man”を思いついたんだ。歌詞も曲もひっくるめて……取り憑かれたようだった。霊能者か霊媒師みたいにね」
44位 I Want You (She’s So Heavy)
ラン・ザ・ジュエルズ、EL-P選
「こいつはいつだって一番のお気に入りだね。セクシャルで、ヘヴィーで、ダークで愛に満ちてる。リフが秀逸だよ。ミュージシャンとして研究せずにはいられない。プロデューサーとしても徹底的に掘り下げるべき曲なんだ。リズム面で革新的だっただけにね」
43位 Can’t Buy Me Love
サーカ・ウェーヴス、キエラン・シュッダル選
「これぞ最もシンプルでポップなビートルズだよね。いきなりキャッチーなサビのフレーズで始まる。Aメロは、一節ごとに高速で展開していくんだ。ポールは、“I Want To Hold Your Hand”で大ブレイクした直後にこの曲を作ったわけだけど、次のヒット・シングルへのプレッシャーにもまったく動じなかったみたいだね」
※『ザ・ビートルズ1』収録
42位 Two Of Us
『レット・イット・ビー』の控え目なオープニング曲は、当時のレノンとマッカートニーの対立とは裏腹に、2人の完璧なツイン・ヴォーカルのおかげで傑作となっている。ジョージ・ハリスンがローズウッドのテレキャスターで弾いたベースのパートも、風変わりな味を添えている。
41位 Help! ※『ザ・ビートルズ1』収録
フランク・ターナー選
「僕の大好きなビートルズの一面は……7年間で近代音楽に革命をもたらしたという史実はさておき……純粋に作曲の観点から見て、初期の作品に驚くほど無駄がないところなんだ。この曲は、そんな申し分のないソングライティングの好例だね」
※『ザ・ビートルズ1』収録
映像で歴史を作った名曲が甦る!
『ザ・ビートルズ1』、7形態で11月6日発売!!
“A Day In The Life”のビデオはこちらから。
“Hello, Goodbye”のビデオはこちらから。
“I Feel Fine”のビデオはこちらから。
“Revolution”のビデオはこちらから。
リリースの詳細は以下の通り。
1. 「ザ・ビートルズ 1」 SHM-CD+DVD 【初回限定スペシャル・プライス盤】
・27曲の音源+同27曲のプロモーション・ビデオ UICY-77524/3,980円
2. 「ザ・ビートルズ 1」 SHM-CD+ブルーレイ 【初回限定スペシャル・プライス盤】
・27曲の音源+同27曲のプロモーション・ビデオ UICY-77525/4,980円
3. 「ザ・ビートルズ 1+ ~デラックス・エディション」<SHM-CD&2DVD> 【完全生産限定盤】
・1に23曲のビデオが入ったボーナスDVD付 UICY-77526/8,800円
4.「ザ・ビートルズ 1+ ~デラックス・エディション」 <SHM-CD&2BD> 【完全生産限定盤】
・2に23曲のビデオが入ったボーナスBD付 UICY-77527/9,800円
5. 「ザ・ビートルズ 1」 DVD
・27曲のビデオ UIBY-15068/3,900円
6. 「ザ・ビートルズ 1」 ブルーレイ
・27曲のビデオ UIXY-15009/4,900円
7.「ザ・ビートルズ 1」 SHM-CD
・27曲の音源 UICY-15437/2,600円
『ザ・ビートルズ1』公式サイトはこちらから。
http://sp.universal-music.co.jp/beatles/
※公開後、写真を変更しました。
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