Kai Z Feng/PRESS

Photo: Kai Z Feng/PRESS

先日、ノエル・ギャラガーは「なんでニュースについての曲なんかを書きたいかね? 喜びと希望に満ちた曲を書くことこそすごく革命的だと思うね。だろ、絶対そっちのほうが革命的だよ」と語っていたが、ポップというフィールドにおいてヒット・チャートの最前線でそれを行っているのがこの人かもしれない。ブルーノ・マーズの飛ぶ鳥を落とす勢いは止まらない。来年4月に予定されている来日公演は4公演が軒並みソールド・アウトとなり、昨年リリースされた最新作『24K・マジック』からは今もシングルがチャートを賑わせている。今回は12月2日に「Bruno Mars: 24K Magic Live at the Apollo」がスペースシャワーTVで放送されるのを記念して、NME Japanが選んだブルーノ・マーズの名曲10曲をお届けしたい。

Grenade

友人にして、今や世界のトップ・プロデューサーとなったベニー・ブランコの持っていた歌詞のアイディアからこの曲は生まれることになった。ストレートな失恋を歌ったこの曲だが、ロサンゼルスでアップライト・ピアノを引きずり、最後には自殺を匂わせるラストを迎えるミュージック・ビデオも衝撃だった。

Locked Out of Heaven

セカンドからのリード・シングルだったこの曲にはこの後“Uptown Funk”で特大ヒットを飛ばすことになるマーク・ロンソンがプロデューサーとして参加している。「みんなは僕たちがスタジオで激しく言い争って、髪を引っ張り合っているところを見ていないんだよ。ドラムを合わせて、ベース・ラインをはっきりさせようとしてね」とブルーノ・マーズも語っているが、完成するまで長い時間がかかったとされている。

Billionaire

ジム・クラス・ヒーローズのトラヴィー・マッコイのソロ・デビュー・シングルとなったこの曲は全米4位を記録して、300万枚以上のセールスを記録し、ヒットメーカーとしてのブルーノ・マーズのキャリアを確信させる曲となった。ちなみにこの曲はロンドンに行った際に11日間を過ごすのに250ポンド(約37000円)しかレーベルから渡されなかった体験から生まれている。

It Will Rain

映画『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part1』のサウンドトラックに収録された楽曲で、最新ツアーでも時折披露されている。ファースト・アルバム『ドゥー・ワップス&フーリガンズ』のツアー中に書かれ、映画の初期のバージョンを見せてもらったことで曲を仕上げることができたという。ミュージック・ビデオにも部屋の壁に映し出される形で映画の映像が使用されている。

That’s What I Like

最新作『24K・マジック』からのセカンド・シングルとなったこの曲は全米チャートを制することとなった。ブルーノ・マーズにとって7曲目の全米1位獲得曲となっている。この記録は2010年代に活動している男性アーティストとしては最多となるもので、この記録を超えているのはリアーナの9曲とケイティ・ペリーの8曲となっている。ミュージック・ビデオの再生回数も先日10億回を突破した。

Marry You

正式なシングルとしてのリリースではなかったため、全米チャートでの最高位は85位と、ここに並ぶ錚々たるヒット曲と較べると振るわないものの、ライヴでも毎晩ハイライトを生み出すこの曲はすっかりプロポーズの定番曲となった。2012年5月にはこの曲を使ったフラッシュモブプロポーズの動画が拡散し、以降、世界中でこの曲がフラッシュモブプロポーズに使われることになった。

Nothin’ on You

ブルーノ・マーズのキャリアの船出となったのがこの曲だ。元々はルーペ・フィアスコのために書かれた楽曲だったが、ルーペ・フィアスコのバージョンに満足しなかったアトランティック・レコードのクレイグ・カルマンがB.o.Bに渡したところ、大ヒットに。自身にとって初の全米1位を獲得し、モータウン・レコーズからわずか1年で契約を切られてしまった天才は見事に表舞台に返ってくることになった。

Runaway Baby

“Marry You”と並んで、こちらもライヴに書かせない定番の楽曲。その猥雑な歌詞から目を背けたい方もいるかもしれないが、グルーヴはブルーノ・マーズの楽曲の真骨頂。ブルーノ・マーズのお馴染みのプロダクション・チーム、ザ・スミージントンズの魅力が最大限発揮されている。第54回グラミー賞授賞式や2014年のスーパー・ボウルのハーフタイム・ショウでも披露されており、彼のパフォーマンスを象徴する楽曲となっている。

Just the Way You Are

こちらも当初はルーペ・フィアスコに提供する楽曲として想定されていたが、ブルーノ・マーズがキープしたことで、自身がリード・アーティストとなる形で初めて全米1位を獲得した楽曲となっている。ブルーノ・マーズはこの曲について「ジョー・コッカーの“You Are So Beautiful”やエリック・クラプトンの“Wonderful Tonight”が好きなんだ、心に直接響くだろ」語っており、彼の楽曲の中でも随一の名曲として認識されている。

Uptown Funk

『アンオーソドックス・ジュークボックス』の制作で意気投合したブルーノ・マーズとマーク・ロンソンの二人は、半年をかけてこの曲を完成させている。結果としてブルーノ・マーズのキャリアでも最大のヒット曲となった。YouTubeの歴代再生回数でも現時点で5位。しかし、あまりに大きなヒットだったために、訴訟を生む事態となっており、ギャップ・バンドのメンバーはこの曲のロイヤリティを獲得することになっている。

番組詳細

スペースシャワーTV
Bruno Mars: 24K Magic Live at the Apollo
初回放送:12/2(土)20:30~21:30
リピート放送:12/30(土)22:30~、1月予定

BRUNO MARS × 星野源 ~Creators’ Talk~
放送日時:12/2(土)20:00~20:30
リピート放送:12/30(土)22:00~

ブルーノ・マーズ MUSIC VIDEO SPECIAL
放送日時:12/30(土)21:30~22:00

更なる詳細は以下のサイトで御確認ください。

http://www.spaceshowertv.com/

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