レディオヘッドは5月23日、パリのル・ゼニスでの公演で、2009年以来となる“Creep”を披露している。6,200人を収容するこの会場が、オックスフォード出身のバンドが現在敢行しているワールド・ツアーの3公演目の舞台だった。彼らはすでにアムステルダムで2公演を終えており、5月26日からはロンドンのラウンドハウスで2012年以来となるライヴを行っている。
ファンの反応は概ね素晴らしく、特にセットリストは過去最高ではないかと称賛されている。レディオヘッドは今回のライヴで選曲を大幅に変更し、何年もライヴで演奏してこなかった楽曲も取り入れている。2009年の『イン・レインボウズ』ツアー以降演奏してこなかった“No Surprises”や“My Iron Lung”がセットリストに組み込まれ、またニュー・アルバム『ア・ムーン・シェイプト・プール』でアレンジを加えた“True Love Waits”を初披露している。また、“Creep”を演奏する前には、トム・ヨークは観客に向かって冗談交じりにこう言った。「次は後ろの方で“Creep”と叫んでるおもしろい奴のための曲だ。サプライズになるかな」。そして、バンドは1992年発表のヒット曲を演奏し始めたのだ。
その時の様子はこちらから。
それだけではない。ライヴでたっぷり披露した新曲も、とても特別なものに聴こえた。例えば“Burn The Witch”や“Decks Dark”は今回のライヴのハイライトと言える。観客をアッと言わせるようなライヴを行うことで知られるレディオヘッドは、今回まだ6公演を終えただけではあるが、ファンの間では今回のギグがレディオヘッドのツアーで過去最高のセットのひとつではないかと噂されている。
all these @radiohead tour reviews got me like pic.twitter.com/dKkBCzJ7DE
— groovy j (@freakoutitsjen) May 23, 2016
レディオヘッドのツアーのレヴューを読んでたらこんな気分になったわ。
今回のセットリストは素晴らしい。クソッ、スカンジナヴィアのどこかでもライヴをやってくれよ。
https://twitter.com/deadforIove/status/734876857385029632?ref_src=twsrc%5Etfw
レディオヘッドにものすごく心を奪われちゃった。今も夢を見てるみたい。セットリストは最高だったわ。
Cos them playing Creep makes everything else fair game and possible. This might be the best tour ever #Radiohead
— Polett (@honey6789) May 24, 2016
彼らが“Creep”を演奏したってことはすべてがフェアで可能性があるってことだわ。レディオヘッドのライヴで過去最高かも。#Radiohead
7月が待ちきれない。この3公演だけでもとんでもないツアーだ。
The Radiohead set lists are like my dream set lists. And we're barely 3 shows of the tour in!
— Poncherino (@ponchis_g) May 24, 2016
レディオヘッドのセットリストは夢みたいな構成だ。しかもまだたった3公演しかしていないなんて!
Ok so @radiohead did Creep as an encore cause Paris is so fucking special! New album is so fucking special. Amazing concert.
— Geoff Schaedel (@slimhamlet666) May 23, 2016
レディオヘッドがアンコールで“Creep”をやった。パリが特別だからだってさ! ニュー・アルバムだって最高に特別だ。素晴らしいライヴだった。
今回のツアーは『イン・レインボウズ』ツアーのようになりつつある。ファンに人気の曲を演奏するし、毎晩意表をついてくる。最高だね。
ジョニー:「トム、ツアーの曲選びをしようか?」
トム:「そうだな、ちょっと待ってくれ」
アーティスト>レディオヘッド>すべて>シャッフル
「よし、選んだぞ」
クソッ、ライヴの度に言ってるけど……今回のセットリストは最高だ。
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