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ノエル・ギャラガーほど巧みにインスタグラムを駆使している中年がいるだろうか? イギー・ポップはペットの鳥(@BiggyPop)を投稿しており、恐らく彼はその1人かもしれない――しかし、正確に言うとイギーは中年層ではなく高年層に入るので比較の対象にはならない。

今までのセレブ人生の中で、「テクノロジー関係のもの」に心から反対していることで有名なノエル・ギャラガーだが、そのインスタグラムのアカウント(@themightyi)は何やら心強く感じられるものとなっている。

インスタグラムでも彼のポテトチップスとギネスへの耽溺は健在だ。

Oh go on then..one for my mammy and my granny!

Noel Gallagherさん(@themightyi)が投稿した写真 –

「じゃあ行くか……ママとおばあちゃんのために」

「この投稿を俺の美しい妻@saspgに捧げる。俺たちが自由で独身で世界中を旅してた若かりし頃、このちっぽけなヤツを自分の体重分ぐらい食べてたよな。チーズ味を何とか君のために取っておくよ!」

なかには生活のネタについての奇妙な/滑稽な小さいイラストもある。

「この週末、グラストンベリーに向かうお前らクレイジーなガキども……くれぐれも饗宴を大いに楽しむように……すべて中庸をわきまえることだ。そしてもし本当に一角獣に出くわすことができたら、俺の最高の挨拶を送っておいてくれないか? 騒ぎまくれ!!!!!!」

ある時はローマで空中浮遊している霊的指導者を見て撮影した。

This guy in the streets of Rome today! "Sitting on a cornflake..waiting for the van to come.."

Noel Gallagherさん(@themightyi)が投稿した写真 –

「この男は今日、ローマの通りにいたんだ!『コーンフレークの上に座って。ワゴン車が来るのを待ってる』」

そして米コメディードラマ「となりのサインフェルド」のクレイマーの油絵を投稿して(巧い手だ、ノエル)ニューヨークへ敬意を評したこともある。

NYC tonight..Giddy'up!

Noel Gallagherさん(@themightyi)が投稿した写真 –

「NYC今夜。進め!」

だが、これらを凌ぐのが、ノエル・ギャラガーがスケートボーダーに投げつけた宣戦布告だ。すべては、ノエル・ギャラガーがスケートボードに乗る人たちを貶したあるインタヴューから始まった。その中で彼はこのスポーツをさんざん罵って「スケートボードなんてクソバカだろ」と語っている。

アレックス・オルソンを含めたプロのスケートボーダーたちは、これに少々ケチをつけた。

Don't throw stones in a glass house, Liam…. If you wanna talk about falling off,Let's talk about that career of yours?

alex olsonさん(@olsonstuff)が投稿した動画 –

ガラスの家に石を投げちゃダメだよリアム……衰退のことを言うなら君のキャリアはどうなんだい?

かくして、スケートボードに少しでも関わりのあるすべての人々を標的にノエル・ギャラガーの反撃が始まった。

見よ、インスタグラムの帝王、ノエル・ギャラガーを。

Skating Rules..👊🏽

Noel Gallagherさん(@themightyi)が投稿した写真 –

スケートが支配する。

見ろよ。まだこれで怒ってる人々が明らかにいるんだね。この記録に関しては、すべての「スケートボード共同体」(ってなんのことやら)に謝るさ。

All of you..

Noel Gallagherさん(@themightyi)が投稿した写真 –

お前らみんな。

Everyone!

Noel Gallagherさん(@themightyi)が投稿した写真 –

みんなにな!

SKATE OR DIE!

Noel Gallagherさん(@themightyi)が投稿した写真 –

スケートか、さもなくば死を!

SKATE OR FLY?

Noel Gallagherさん(@themightyi)が投稿した写真 –

スケートか、さもなくば飛ぶ?

I SKATE THEREFORE I HAM.

Noel Gallagherさん(@themightyi)が投稿した写真 –

我スケートす。故に我はハムなり。

実は、ノエル・ギャラガーの観点が別段新しくも驚くものでもないことを証明するオアシスの“Live Forever”(1994年)のミュージックビデオがある。ここではポール・マクギガンが、ニューヨークのとある階段で、1人でベースを演奏している彼に負けじと滑ってくるスケートボーダーたちを軽蔑の眼差しで見ている。

リアム・ギャラガーがスケボーのキックフリップをできるかどうかについては、まだ何も発言はない。

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