ノエル・ギャラガー、罵倒の達人であり、あげあし取りのキングだ。これまで数年に渡って数多くの名言を放ってきたが、もしその中からいくつかをもう一度聞きたいのであれば、以下に過去最高におもしろい彼の発言を紹介しよう。『NME』が選ぶ爆笑名言50選だ。
1. ローディー時代について
「あの頃が人生で最高の時だった。写真撮影もなし、インタヴューもなし。ただ、朝起きて、機材チェックをしてギグをしたら、あとはパーティー三昧だ」(『ブレンダ―』誌、2008年8月)
2. 歳を取ることについて
「2日も3日も連続で寝ずに起きて、宇宙人のことを話したりなんかしないけど、俺は攻撃的な老人になりつつある。わかる? それが普通なんだ。ある年齢になると、他人の意見なんて大して重要じゃなくなる。それと、現代の生活における自分の居場所に居心地が悪くなる」(『クラッシュ』誌、2008年10月)
3. いい加減な買い物について
「1967年式のジャガー・マークIIを110,000ポンド(約1900万円)を費やしてコンバーチブルにカスタマイズしたけど、俺は運転免許を持ってないんだ。宝の持ち腐れだな」(『ブレンダ―』誌、2008年8月)
4. 野望について
「5,000枚限定で赤いアナログ盤の7インチレコード売りたいなら、それは結構なことだ。ブラッドフォードかどこかで、人がぎっしり詰まったクローゼットのために音楽を作ってみろ。それには何の意味もないと思うけどな。フィル・コリンズはチャートから追い出されるハメになった。ウェット・ウェット・ウェットもそうだろ? 方法はそれだけだ。チャートに入るためにはクソ野郎たちを押し出していかないと」(『ガーディアン』紙、1994年9月)
5. ギター演奏について
「俺のギターの腕前は並み」(『トータル・ギター』誌、2009年1月)
6. ギター音楽の死について
「もう30年も言われてるよ。ザ・ビートルズが解散した時からロックンロールは死んだってね。ブームが来れば、そのあとに一時的な終息が来るものだ。しばらくしたら前衛的なパンクが再来するさ。そして、また終息が来る。そのあとにギター音楽が再来する」(『トータル・ギター』誌、1998年12月)
7. ツアー中の生活について
「今朝タクシーから追い出された。少なくとも俺はそう思ってる。ドライバーが何かを叫びながら指を差して、世界共通の手のサインで、『俺のタクシーから出ていけ!この西の犬野郎!』って言われた」(マイスペース、2009年3月)
8. 自分の葬儀について
「俺の葬儀なんかどうでもいいよ。どうせ俺はその場にいないんだから」(『メロディー・メーカー』誌、1998年12月)
9. マスコミについて
「あいつらは俺たちが歴史的な失態をするのを待ってて、それが起きた時に近くにいたいと思ってる。俺たちはそういう奴らの一歩先を行かなきゃいけないんだ」(『サンフランシスコ・クロニクル』紙、1998年1月)
10. 後悔について
「『モーニング・グローリー』(の人気が)が落ち着いて消えてくれればよかったのにな。このアルバムは俺たちが『ビィ・ヒア・ナウ』を作り始めた時にビルボード100でまだ5位だったんだ。誰か頭のいい奴に、そこをどいて普通に生活しろって言ってほしかったね」(『スピン』誌、2009年9月)
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