メタリカのドラマーであるラーズ・ウルリッヒの92歳の父親がアルバムをリリースするという。
詩人、ジャーナリスト、画家、映像作家、パフォーマー、アスリートとして活動してきたトーベン・ウルリッヒは作曲家でミュージシャンのローリ・ゴールドストンと音楽制作を行っている。
『オークランド・モーメンツ』と題された作品はトーベン・ウルリッヒとローリ・ゴールドストンとの初のコラボレーションとなり、ローリ・ゴールドストンはこれまでにニルヴァーナや映像作家、振り付け師、脚本家、ヴィジュアル・アーティストとのコラボレーションを行ってきている。
ラーズ・ウルリッヒは週末にインスタグラムで父親の新たなプロジェクトについて次のように述べている。「これが俺の父親なんだ。左側の人物だね。92歳なんだけど、始まったばかりなんだ」
「今日、彼の歳では珍しいけれど、新たなアルバムをリリースしたんだ。親愛なる友人のローリ・ゴールドストンとのコラボレーションになるんだ。チェックするのに興味があれば、オブスキュア&テリブルのバンドキャンプで聴けるよ。間違いなく待望のものだね」
『ラウドワイアー』によれば、トーベン・ウルリッヒとローリ・ゴールドストンの2人は2005年から近い友人で、インステッド・オブというバンドのジェイソン・スコットとアンジェリーナ・バルドズと音楽を作り始めることになったという。
7曲を収録したアルバムは「ライスペーパーに描いた絵、運動主義、哲学、神秘主義の要素」から着想を得たテキストや詩をトーベン・ウルリッヒが伝えるものになっているとされている。
バンドキャンプのページからはアルバムのダウンロードが可能だが、限定の透明のカセットテープも発売され、既にソールドアウトとなっている。
先日、メタリカのラーズ・ウルリッヒはバンドの新作について「遅々として進まない」と語り、しばらくはアルバムが日の目を見ないことを示唆している。
メタリカは2016年11月にリリースされた『ハードワイアード…トゥ・セルフディストラクト』に続く新作に意識を向けており、11月には「すごく真剣にソングライティングに取り組んで」いたと語っており、先月にはアルバムがメタリカ史上最高のアルバムとなると語っていた。
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