ブルース・スプリングスティーン、スーパーボウルのジープのCMに出演

Photo: Apple TV+

ブルース・スプリングスティーンはジープによるスーパーボウルのコマーシャルで、コマーシャル初出演を果たしている。

キャリアを通して企業とほとんど手を組んでこなかったブルース・スプリングスティーンだが、ジープのマーケティング長であるオリヴィエ・フランソワが10年にわたって追いかけてきたのを受けて、広告に出演している。

ブルース・スプリングスティーンとプロデューサーのロブ・アニエロによるアンビエントな音楽が使われたコマーシャルは先月のジョー・バイデン大統領の就任式でも訴えられた団結の必要性のテーマを取り扱っている。

「恐怖が私たちという人間の最良の部分になることはなかった」とブルース・スプリングスティーンはコマーシャルで語っており、米国本土48州の中心であるカンサス州の教会で撮影されている。コマーシャルはそれに由来して「ザ・ミドル」と名付けられている。

「私たちが寄って立つ場所は共通のものであることを思い出さなければなりません。そうすれば、そこに辿り着けるのです」とブルース・スプリングスティーンは続けている。「砂漠を通って山頂に辿り着けることができます。私たちは違いを乗り越えていくでしょう」

コマーシャルの映像はこちらから。

「オリヴィエ・フランソワと私はここ10年間にわたってアイディアについて語ってきました」とブルース・スプリングスティーンのマネージャーであるジョン・ランドウはコマーシャル制作の経緯について語っている。

「オリヴィエ・フランソワが『ザ・ミドル』のアウトラインを見せてくれた時に私は直ちに反応して『やりましょう』と言ったのです」

ブルース・スプリングスティーンはスーパーボウルに関わったアーティストの1人となっている。現時点でスーパーボウルは2月7日にフロリダ州タンパのレイモンド・ジェイムス・スタジアムで開催されている。今年のハーフタイム・ショウにはザ・ウィークエンドが出演している。

グリーン・デイはNFKオナーズでパフォーマンスを行っているほか、メタリカは『ザ・レイト・ショウ・ウィズ・スティーヴン・コルベア』の特別番組に出演することも決定している。

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