モリッシーが今年サンフランシスコ国際空港で受けたというセクハラ事件について、またもやアメリカ運輸保安局(TSA)を非難している。
ザ・スミスの元フロントマンであるモリッシーは、今年6月、ブリティッシュ・エアウェイズへの搭乗手続きをしていた際に空港のセキュリティースタッフからセクハラを受けたと主張していた。
モリッシーが言うにはセキュリティースタッフが「俺の前にかがんで、俺の下半身をまさぐりやがった」とのことで、その後のインタヴューの中ではラリー・キングに対し、「俺のケツの割れ目に指を入れてきた」とも話していた。
さらに「何で(そんなことを)しようとしたんだろうな。どうしてそんなことする必要があったんだか。何の問題もなかったのに、そいつはまっすぐ俺の下半身に注意を向けてきて、それからケツの割れ目に指を入れてきたんだよ」と語っている。
それに対してアメリカ運輸保安局の広報担当は先日、モリッシーの申し立てを却下している。後から公開された監視カメラの映像には、TSAのセクハラ行為は映っていない。
モリッシーは現在ファンサイト「トゥルー・トゥ・ユー」の中で、TSAをISISと比較する公式の発言を公開している。
「TSAは私の公的で、合法で、そして合憲的な苦情を無視した。このことから、私たちはTSAの頭文字が『Thorough(完全なる)Sexual(性的)Assault(暴力)』を表しているとみなす。もしあなたがサンフランシスコ国際空港を使って旅行をする時には、心の底であなたの興味を引こうとする人たちの性的な攻撃を受けなければならない。ISISでさえしそうにないほど(あなたの前に)低くかがむのだ」
以前公開されたアメリカ運輸保安局の声明は以下の通り。「運輸保安局は、不正行為に関するすべての申し立てを深刻に捉え、あらゆる利用者の方に品位と敬意をもって対応するよう努力しております。アメリカ運輸保安局が監視カメラの映像を確認したところ、管理下で業務に当たっていたその職員は、今回の人物の検査において標準的な業務の手順を踏んでいるものとの結論に至りました」
公開された監視カメラの映像はこちらから。
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