メタリカのギタリストであるカーク・ハメットはバンドに加入する前にメタリカのライヴを初めて観た時のことを振り返っている。
カーク・ハメットは1983年にメタリカに加入しているが、その前はエクソダスで活動していた。
ギブソンの「アイコン」シリーズによるロング・インタヴューを受けたカーク・ハメットはエクソダスのヴォーカリストだったポール・バーロフにメタリカのライヴに連れて行かれたことを振り返っている。
「ある日ダラダラしていたら、エクソダスのシンガーだったポール・バーロフはすごく熱心な奴なんだけどさ、リハーサル・ルームに入ってきて、『メタリカは本当にヘヴィだ。あいつらはマジでヘヴィだ』と言っていたんだ」とカーク・ハメットは振り返っている。
「『メタリカか』と返したんだけど、『素晴らしい名前だ。世界でも最高の名前だ』と思ったね。ポール・バーロフが『ああ、今夜あいつらはザ・ストーンでやるんだ。チェックしないとな』と言ってきたから、行ってみたんだ。文字通り15人くらいしかいなかったんだけど、ステージの前に行ってみたら『おお、こいつらはものすごく素晴らしいぞ』と思ったのを覚えているよ」
インタヴューでカーク・ハメットはエクソダスがメタリカのサポート・アクトを務めるよう頼まれた時がジェイムズ・ヘットフィールドとラーズ・ウルリッヒと初めて会った時だったと語っている。
「連中と初めて会ったのはマブヘイ・ガーデンズの裏だった。楽屋と言えるものじゃなくてね。通路だったんだけど、そこから連中との関係が始まったんだ」
「笑えるのはさ。後になってよく人に『初めて話をしたのはいつだったんですか?』って訊かれて僕が『マブヘイ・ガーデンズで初めて会ったんだ』と言うと、ラーズは『本当に? 覚えてないな』、ジェイムズも『え? 本当?』という感じでね。彼らは覚えていないんだ」
先日、メタリカのカーク・ハメットはフリートウッド・マックのピーター・グリーンが所有していた1959年製レスポールを弾く映像が公開されている。
カーク・ハメットはミック・フリートウッドなど豪華ゲストが出演した2月にロンドンのパラディアムで行われたトリビュート・コンサートで“The Green Manalishi (With The Two Pronged Crown)”を披露している。
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