ポール・マッカートニーは40年前に殺害されたジョン・レノンの死を振り返っている。
ジョン・レノンは1980年12月8日にマーク・チャップマンによって住んでいたアパートの外で銃で撃たれて殺害されている。
CBSによる新たなインタヴューでポール・マッカートニーはジョン・レノンの殺害から40年をどう受け止めているかを訊かれている。「自分でも分からないよ」とポール・マッカートニーは答えている。「すごく難しいね。折に触れてそのことを考えて、『分からないのに、なんで毎日泣き崩れているんだ?』なんて言うことになるんだろうね。本当にひどいことだからね」
ジョン・レノンの死について泣いたことがあるかと訊かれてポール・マッカートニーは次のように答えている。「毎日ではないけどね。思い出を思い出して、『なんてことだ。不条理でしかない』と思うことはあるだろうね」
ポール・マッカートニーはザ・ビートルズの栄光について語り、ザ・ビートルズの音楽が人々に届き続けていることに「驚いている」と語っている。ザ・ビートルズの楽曲が今も人を感動させている理由について訊かれて、彼は「答えは定かじゃないね」と答えている。
「曲の構造と関係があるのかもね。余計なものがあってはならないからね。然るべき形のものがアルバムには収録されなきゃいけないんだ。でも、そうあり続けていることに驚いているよ。驚いているね。驚いている感じなんだ」
ポール・マッカートニーは1970年発表の『マッカートニー』、1980年発表の『マッカートニーII』に続く3部作となる『マッカートニーIII』を12月18日にリリースしている。
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