AC/DCのアンガス・ヤングは最も後悔している曲について“Love Song”だと明かしている。
新たなインタヴューでアンガス・ヤングはこれまでで「最も後悔した曲」について訊かれて、デビュー・アルバムからのファースト・シングルを挙げている。
「ファースト・アルバム『ハイ・ヴォルテージ』で“Love Song”というラヴ・ソングをやっているんだけど、まったく自分たちじゃないみたいなんだ」と彼は『ヴァルチャー』に語っている。「全時代のラヴ・ソングのパロディーをやろうとしていたのかは自分には分からないんだけどさ。というのも歌詞を書いたのはボン・スコットだったからね。どんな歌詞かも覚えていないよ」
「あの曲で覚えているのはレーベルで自分たちのために働いてくれた人が当時の地元のラジオでかかっているのはそういうものだと言っていたことだね。すごくソフトな曲だってね。彼はそういう曲をリリースするべきだと考えていて、それでいくらかのエアプレイを獲得できると思っていたんだ。自分としては『正気だったら、誰がこんなものを出したいと思うんだ?』と思っていたのを覚えているよ」
アンガス・ヤングは次のように続けている。「でも、非常に幸運だったのはライヴを見てくれたラジオ局の人は全員それが自分たちじゃないことを分かってくれたんだ」
「それで、そうしたラジオ局はアルバムを気に入り始めて、他の曲をかけ始めたんだ。スタンダードなブルースのカヴァーだった“Baby, Please Don’t Go”をね。B面曲がヒットしたんだ。あの曲が救いの手だったんだ」
先週、AC/DCのアンガス・ヤングはどのアルバムがバンドを「定義づけた」と考えているかを明かしている。
スイスの「ラジオSRF 3」のインタヴューを受けたアンガス・ヤングは「AC/DCを聴いたことのない人を感心させるとしたら、バンドのどのアルバムをかけるか」という質問を受けている。
「『ロック魂(Let There Be Rock)』だね」と彼は答えている。「僕にとっては『ロック魂』がそのアルバムだね」
一方、AC/DCは最新作より“Demon Fire”のミュージック・ビデオが公開されている。
“Demon Fire”のミュージック・ビデオは先月リリースされて全英アルバム・チャート1位を獲得した『パワーアップ』からの最新ビデオとなっている。
“Demon Fire”のミュージック・ビデオはこちらから。
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