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AC/DCのアンガス・ヤングはどのアルバムがバンドを「定義づけた」と考えているかを明かしている。

スイスの「ラジオSRF 3」のインタヴューを受けたアンガス・ヤングは「AC/DCを聴いたことのない人を感心させるとしたら、バンドのどのアルバムをかけるか」という質問を受けている。

「『ロック魂(Let There Be Rock)』だね」と彼は答えている。「僕にとっては『ロック魂』がそのアルバムだね」

1977年発表の通算4作目となるアルバムを選んだ理由についてアンガス・ヤングは次のように説明している。「『ロック魂』が好きな理由は、兄のジョージがプロデュースしているんだけど、アルバムを作り始める時に彼が自分とマルコムを呼んで『今回はどんなアルバムを作りたい?』と訊いてきたんだ」

「そうしたらマルコムが僕を見つめて、こう言ったんだ。『ピュアなハード・ロック・ギターのアルバムにしたい』ってね」

彼は次のように続けている。「それで僕もいいアイディアだと思ったんだ。だって、他のみんなは違うジャンルに夢中で、パンクだったり、ニュー・ウェイヴだったり、そういうものが出てきた時だったから、(マルコムのアイディアは)『ピュアな魔法だ』と思ったんだよね。自分の目ではあのアルバムがAC/DCを定義づけたんだ。それで僕は言ったんだ。『それは素晴らしいバンドだね』ってね」

AC/DCは11月13日にリリースされた最新作『パワーアップ』が2020年最大の初週セールスを記録している。

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