デヴィッド・ボウイは王立造幣局によるコインが発売され、そのうちの1枚は宇宙に飛ばされている。
1オンスのコインは発表後45分間にわたって地球の大気圏の軌道を回って地球に帰ってきており、このコインは王立造幣局のフェイスブックで景品として提供されている。
コインはベルリンで暮らしてレコーディングを行っていた時代のデヴィッド・ボウイをモチーフとしたもので、『アラジン・セイン』でお馴染みの稲妻のデザインも採用されている。
コインは流通されない5ポンド硬貨が13ポンド(約1800円)の価格となっており、1000ポンドの額面金額となる1kgの金のコインは72,195ポンド(約1000万円)で販売される。1kgのコインは11枚鋳造される予定だという。
『アラジン・セイン』のデザインは光彩効果の技術が採用されており、星屑を散りばめたような印象を与えている。
デヴィッド・ボウイはUK出身の最高のソロ・アーティストの1人と見なされており、コインが鋳造されたアーティストとしてはクイーン、エルトン・ジョンに次いで3番目となっている。
Introducing the third British Music Legend to be celebrated on a commemorative coin – David Bowie. Add the coin celebrating one of Britain’s most enduring music icons, to your collection > https://t.co/n9RJitfwMg pic.twitter.com/TlRmykYLHw
— The Royal Mint (@RoyalMintUK) December 7, 2020
王立造幣局の記念硬貨部門の取締役であるクレア・マクレナンは次のように述べている。「王立造幣局による音楽界のレジェンド・シリーズの第3弾硬貨を発表して、デヴィッド・ボウイの銀河系の栄光とキャリアを讃えることができて喜んでいます」
「デヴィッド・ボウイの最初のヒット・シングルが“Space Oddity”だったことを受けて、コインを宇宙へと送り、先駆者的なファッションに包まれたスターマンを称賛するのがふさわしいと思ったのです」
「デヴィッド・ボウイの音楽は様々な世代のミュージシャンに影響を与えており、この記念硬貨が世界中のファンから大切にされることを願っています」
先日、デヴィッド・ボウイは1995年12月13日にバーミンガムにあるNECで行われたライヴの模様を収録した未発表ライヴ作品『ノー・トレンディ・レショフェ(ライヴ・バーミンガム 95)』がリリースされている。
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