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ポール・マッカートニーはザ・ビートルズの昔の曲を忘れた時のためにライヴではプロンプターを使っていることについて語っている。

現在78歳のポール・マッカートニーはポッドキャスト「スマートレス」に出演して次のように説明している。「“Eleanor Rigby”とかそういう曲をやる時はたまに無意識になることもあってね」

「そうなると『今日の夕食は何にしようかな? スープはいらないな。でも、メイン・コースは食べることになるな』なんて考え始めるんだよ」

「それで『待て。“Eleanor Rigby”を歌っているんだぞ』ってなってね。自分がポールであるとか名声とかが離れちゃうだけじゃなくて、頭で考えていることが違うところに行ってしまうんだよ」

彼は次のように続けている。「それで混乱して、歌詞を忘れちゃうこともあるんだよ。だから、プロンプターを置いているんだ」

昨年、ポール・マッカートニーはあまりに多くの曲を書いてきたため、ザ・ビートルズの曲の弾き方を全曲は覚えていられないことを認めている。

「全部学び直さなきゃならないんだ。めちゃくちゃ多くの曲を書いてきたからね。全曲覚えていることはできないわけでさ。リハーサルのときは『うん、仕方がない』と思っているよ」

「古い曲の中には『おっ、これは巧みだね。自分ならそうはできなかったろうな』と人が思えるものがあるわけでね。今でも上手くできていると思えるのは嬉しいよね。僕たちはリヴァプール出身のちょっとしたロック・グループだったわけで、前進あるのみだったんだ」

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