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メタリカのドラマーであるラーズ・ウルリッヒはライヴが戻ってくるのは最短でも来年の秋になるかもしれないと語っている。

新型コロナウイルスの感染拡大によって欧米ではライヴがほとんど行われない状況が続いているが、メタリカは8月に「アンコール・ドライヴイン・ナイツ」と題して新たに収録したライヴをアメリカやカナダの数多のドライヴインや屋外シアターで上映する試みを行っている。

今回、現地時間11月10日にCNBCのイヴォルヴ・サミットに出席したラーズ・ウルリッヒはワクチンが一般に出回ることでコンサートは「ゆっくりと」戻ってくると語っている。

「3ヶ月前や6ヶ月前と比較すると、残念ながら待つのは長くなり続けているね。言うとしたら、来年の第3クォーター、早くても来年の秋になるんじゃないかと今の時点では踏んでいるんだ」

先日、メタリカのジェイムズ・ヘットフィールドは新型コロナウイルスのパンデミックについて振り返り、新型コロナウイルスのためにバンドの活動が止まったことで「人生を謳歌した」機会になったと語っている。

「パンデミックは歓迎できないわけでさ。人々は傷つき、亡くなっている。どこに住んでいようと多くの人々が金銭面などで苦しんでいる。もう余裕がなくなっているわけでさ。生活が劇的に変わってしまったんだ」と彼は語っている。

「だから、ひどい聞こえ方にならないようにしたいんだけどさ。でも、自分個人としてはスピードを落として、仕事をストップして、家族も悩んでいたツアーやバンドにまつわるサイクルをストップすることになったんだ。そういう時間を持てたのはよかったよ。スケジュールを持たずにくつろいで、人生を謳歌したんだ。ここコロラド州の地元に接してみたんだ」

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