アデルが、自らのステージ恐怖症が次第に悪化していると語っている。
ナショナル・パブリック・ラジオのインタヴューで、アデルはステージでは緊張しすぎて、何も新しい試みを披露できなくなり、ステージ恐怖症が悪化していると説明している。
「ライヴでのパフォーマンスは緊張しすぎて、恐怖感のために何も新たな試みをステージで披露することができなくなっているわ。実際、ステージ恐怖症は悪化していると思う。というか、全然良くなっていないのよ。今より良くならなければ、それは悪化しているってことだと思ってるの」
「自分の恐怖症のために、ファンのみんなの期待を裏切りたくないの。ステージ上では緊張のあまり即興で歌ったりする勇気がまったくなくなってしまうのよ」
現在、ニュー・アルバム『25』が記録的なセールスを達成していることを喜んでいるアデルだが、2016年には久々となるヨーロッパでのツアーが行われる。
ステージ恐怖症がライヴの妨げにならないかと心配しているファンに対して、アデルは、今回の新曲のライヴ・バージョンは、ほとんどアルバムのものと変わらないので大丈夫だと説明している。
「ライヴで一番素晴らしいことは、自分がライヴを観に行く時でも、そこで演奏する時でも、みんなで一緒に歌えるってことよね。大勢の人たちが一緒に歌ってくれたり、自分がアーティストと一緒に歌えることは、素敵なことだって私は思うわ。だからライヴではあまり楽曲の感じを変えたりしたくないのよ。だって、もし私が“Hello”のレゲエ・バージョンとかで、いきなり歌い出したら、みんな『どうしちゃったの?』って思うでしょ?」
2月29日と3月1日のベルファストのSSEアリーナでの2日間のライヴを皮切りに、ダブリン、マンチェスター、ロンドン、バーミンガム、グラスゴーでの公演の後、大陸を駆け巡るヨーロッパ・ツアーへと続く予定となっている。
ヨーロッパでは、ストックフォルム、オスロ、コペンハーゲン、ヘアニング、ベルリン、ハンブルグ、ケルン、チューリッヒ、リスボン、バルセロナ、ベローナ、アムステルダム、パリ、アントワープでのライヴが予定されている。
ツアーの日程は以下の通り。
02-29 Belfast, Northern Ireland – SSE Arena
03-01 Belfast, Northern Ireland – SSE Arena
03-04-05 Dublin, Ireland – 3Arena
03-07-08 Manchester, England – Manchester Arena
03-15-16 London, England – O2 Arena
03-18-19 London, England – O2 Arena
03-25-26 Glasgow, Scotland – The SSE Hydro
03-29-30 Birmingham, England – Genting Arena
04-29 Stockholm, Sweden – Tele2 Arena
05-01 Oslo, Norway – Telenor Arena
05-03 Copenhagen, Denmark – Forum
05-04 Herning, Denmark – Jyske Bank Boxen
05-07-08 Berlin, Germany – Mercedes-Benz Arena
05-10-11 Hamburg, Germany – Barclaycard Arena
05-14-15 Cologne, Germany – Lanxess Arena
05-17 Zurich, Switzerland – Hallenstadion
05-21-22 Lisbon, Portugal – MEO Arena
05-24 Barcelona, Spain – Palau Sant Jordi
05-28-29 Verona, Italy – Arena di Verona
06-01 Amsterdam, Netherlands – Ziggo Dome
06-03 Amsterdam, Netherlands – Ziggo Dome
06-09-10 Paris, France – AccorHotels Arena
06-12-13 Antwerp, Belgium – Sportpaleis
UKでのライヴの前売り券は、現地時間の12月1日午前9時より発売が開始される。
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