ロンドン・グラマーは通算3作目となるアルバム『カリフォルニアン・ソイル』の詳細を発表している。
ロンドン・グラマーは“Californian Soil”について「バンドとしてのターニング・ポイント」と語っており、だから2021年2月12日にリリースされるアルバム・タイトルにすることにしたと述べている。
“Californian Soil”のミュージック・ビデオはこちらから。
“Californian Soil”は新作から公開された2曲目の楽曲で、アルバムは2017年発表の『トゥルース・イズ・ア・ビューティフル・シング』以来となっている。
シンガーのハンナ・リードはアルバムが自分自身の人生を「獲得」することについての作品だと述べている。音楽業界で直接女性嫌悪を経験したハンナ・リードはバンドメイトのダン・ロスマンとドット・メジャーのサポートで過去を乗り越えて、バンドを牽引していく力を見つけることができたと述べている。
「女性嫌悪は原始的なものです」とハンナ・リードは語っている。「だから、変えることが難しいのです。でも、それは恐ろしいもので、自身の中にある弱い部分や女性的な部分を否定するものです。まだ誰しもそういうところがあるのです」
ハンナ・リードは次のように続けている。「このアルバムは自身の人生を獲得することについての作品です。みんな、成功は素晴らしいものと考えるでしょう。内面を見つめて、『なんで自分はそれをコントロールできていないのか? なぜそれをコントロールさせているのか? それは女性であることと結びついているのか? だとしたら、どうすれば違うようにできるのか?』と問うてみたのです」
アルバムのトラックリストは以下の通り。
01. ‘Intro’
02. ‘Californian Soil’
03. ‘Missing’
04. ‘Lose Your Head’
05. ‘Lord It’s A Feeling’
06. ‘How Does It Feel’
07. ‘Baby It’s You’
08. ‘Call Your Friends’
09. ‘All My Love’
10. ‘Talking’
11. ‘I Need The Night’
12. ‘America’
先日、ロンドン・グラマーはBBCラジオ1の『ライヴ・ラウンジ』でザ・ウィークエンドの“Blinding Lights”のカヴァーを披露している。
先月、アルバムからは“Baby It’s You”が公開されており、こちらは2019年にリリースされたフルームとの“Let You Know”以来の楽曲となっていた。
ハンナ・リードはフルームとのコラボレーションについて次のように語っている。「ハーリーと一緒にやれるのは光栄よね。だって、彼は誰とも違う形でエレクトロニック・ミュージックの境界を押し広げている人だから。彼みたいなエレクトロニックのアーティストって今後も現れないと思う。一緒にやって曲もすごく気に入っているわ」
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