プリンスは1987年の大晦日に行った2時間を超えるライヴ映像が公開されている。
これは1987年の大晦日にペイズリー・パークでチャリティを目的に行われたコンサートで、『サイン・オブ・ザ・タイムズ』のツアーの最終公演となっている。
公演ではマイルス・デイヴィスとのコラボレーションも行っており、収益はホームレスのためのチャリティ団体「ミネソタ・コーリション」に寄付されている。
ライヴ映像はこちらから。
プリンスは本日9月25日に『サイン・オブ・ザ・タイムズ』のスーパー・デラックス・エディションがリリースされている。8枚のCDに収録される92曲のうち、63曲が未発表トラックで、ライヴ音源も収録される。
ライヴの公開の1時間前には、アメリカの女優でプリンス・ファンのマーヤ・ルドルフが特別ゲストとともにトーク番組が配信され、ライヴの後にはアフター・パーティーも開催されている。
『サイン・オブ・ザ・タイムズ』のスーパー・デラックス・エディションは12インチBOX仕様で、120ページのハードカヴァー・ブックレットには、プリンスの手書きの歌詞、ジェフ・カッツによる貴重な未公開写真を収録。そのほか、デイヴ・シャペル(俳優・コメディアン)、レニー・クラヴィッツ、スーザン・ロジャース(レコーディング・エンジニア)、ダフネ・ブルックス(イェール大学教授)、アンドレア・スウェンソン(ミネアポリスの音楽評論家)、デュエイン・チューダール(プリンス研究者)の英文ライナーノーツが収録される。
CD1からCD3だけを収録した、デラックス・エディションも同時発売されている。
プリンスの遺産管理団体は2016年のプリンスの死後、様々なアーカイヴ音源をリリースしてきており、今年6月にはTikTokがプリンスの遺産管理団体とプリンスの音楽をすべてアプリ上で使用できる契約を結んでいる。
「プリンスは境界を超えたことで知られ、TikTokもそうしてきたことを証明してきました。TikTokにプリンスの全カタログを加えることで、世界中の若い世代がプリンスの音楽の重要性を発見して、何かを生み出すインスピレーションを得ることを望んでいます」と当時トロイ・カーターは述べている。
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