カニエ・ウェストはMTVビデオ・ミュージック・アウォーズでテイラー・スウィフトの受賞スピーチを遮った事件について振り返り、神がそうさせたと語っている。
テイラー・スウィフトは2009年の授賞式で“You Belong With Me”のミュージック・ビデオが最優秀フィメール・ビデオ賞を受賞したが、カニエ・ウェストが突如乱入してマイクを奪っている。
「やあ、テイラー、よかったね。君に最後まで話してほしいけど、ビヨンセには史上最高の一つと言えるビデオがあるんだ。史上最高のね」と当時カニエ・ウェストはビヨンセの“Single Ladies”のミュージック・ビデオに言及している。
ニック・キャノンのポッドキャスト『キャノンズ・クラス』に出演したカニエ・ウェストはあの事件を振り返って、神がテイラー・スウィフトのスピーチを奪わせたと語っている。
「今は神が情報をくれるんだ。神は他の情報を自分に与えることはない。つまり、神がこれを言わせているわけなんだけどさ」とラッパーは説明している。
「もし神が俺をステージに行かせ、ビヨンセが最優秀フィメール・ビデオ賞を受賞するべきだと言わせたくなかったんだとしたら、俺は最前列になんか座ってなかったよ。俺は後ろにでも座って、最初から賞を与えて、あんなにバカげたことにはしなかったはずだよ。だって、俺はあの人物と話をしたこともなかったし、“Single Ladies”は史上最高のビデオの一つだったんだからね」
事件の前にカニエ・ウェストはヘネシーのブランデーをボトルで飲んでいて、酔っ払っていたと言われている。
「ヘネシーしか飲んでないよ。授賞式には行きたくなかったんだ。どうせ、やらせだからね」とカニエ・ウェストは語っている。
「神は俺を何度もひざまずかせてきたんだ。2016年に入院した際に俺は聖書を読み始めたんだ」とカニエ・ウェストは自身の信仰について語っている。
「それも神が自分にしてきたことの一つだった。神は僕ら全員に思し召しを与えるけど、それぞれ違ったやり方なんだ」
昨年10月、カニエ・ウェストは6800万ドル(約73億円)の税金が還ってきたのは神の思し召しと考えていると語っていた。
ニック・キャノンとのインタヴューでカニエ・ウェストはドナルド・トランプ大統領を再選させるために共和党がお金を支払っているという説について否定している。
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