カニエ・ウェストはドナルド・トランプ大統領を再選させるために共和党がお金を支払っているという説について言及している。
カニエ・ウェストは7月4日にアメリカ大統領選挙に立候補することを発表しており、その付きにサウス・カロライナ州で集会を行っている。
しかし、カニエ・ウェストは選挙活動で多くの障害に直面しており、多くの州で候補者名簿掲載への書類手続きが間に合わなかったほか、不正な署名だとして他の州でも候補者名簿への掲載が見送られている。
アメリカ大統領選挙への出馬を表明して以降、カニエ・ウェストはジョー・バイデンの票を奪って、ドナルド・トランプ大統領を再選させるために出馬したのではないかという説が持ち上がっている。『ニューヨーク』誌は少なくとも選挙活動に参加している2人の人物が共和党員であることを発見している。
今回、ニック・キャノンによるインタヴューの予告映像でカニエ・ウェストはこの噂に言及しており、「みんな『あなたと共和党は共謀しているんだと思っている』と言うんだけどさ」と語っている。「なあ、誰も俺に金を払うなんてことはできないんだよ。だって、俺にはトランプより金があるからな」
彼は次のように続けている。「俺はアメリカ大統領に出馬しているんじゃない。歩んでいるんだ」
カニエ・ウェストはヴァージニア州で候補者名簿に掲載されるために有権者の署名を騙し取ったという非難も受けている。州の選挙管理委員会に提出された2つの宣誓供述書によれば、ヴァージニア州の候補者名簿に掲載されるために署名するよう騙されたという。別の女性も偽りの口実でカニエ・ウェストへの票を得ようとされたと主張している。
カニエ・ウェストについては候補者名簿に掲載されるためにオハイオ州の選挙責任者を訴えたことも報じられている。
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