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テイラー・スウィフトは大学の授業料を払えない数学者志望の学生に23373ポンド(約320万円)を寄付して感謝されている。

4年間にわたってイギリスで暮らしているポルトガル人のヴィトリア・マリオは政府の援助を受けられず、彼女の家族もウォリック大学の授業料を払えなかったという。

それを受けてゴーファンドミーのページで23373ポンドを寄付したテイラー・スウィフトは次のように述べている。「オンラインであなたの物語を知ったんだけど、夢を現実にしようとする情熱と真剣さに鼓舞されたの」

「ゴールまでの残りの金額を贈りたいと思う。あなたのするあらゆることで幸運がありますように」

ロンドン北部のトッテナムに住むヴィトリア・マリオはテイラー・スウィフトの寄付について「夢を叶えてくれた」と述べている。

ヴィトリア・マリオはPAに次のように語っている。「仕事を探さきゃいけなくなったら、お金のことや自分のすべきことにすごく悩んでいたのですが、これで数学だけをやることができ、大学のために準備することができ、これからを迎えることができます」

Aレベル・プログラムで2つのA*と1つのAを持っている18歳のヴィトリア・マリオは父親はなくなっていて、母親がポルトガルで暮らしていると説明している。

彼女はクラウドファンディングのサイトで次のように述べている。「私の話は唯一無二じゃないけど、数学者になるという私の夢は私と家族の社会階層を変えるチャンスであるだけでなく、ジェンダーや人種による差別、移民問題、経済的障壁があるにもかかわらず、最高の自分となり、夢のために生きるという点で同様の人々を鼓舞するものにもなるのです」

ヴィトリア・マリオは24000ポンドを必要として、うち3000ポンドが生活必需品、うち13000ポンドが生活費となっている。

テイラー・スウィフトの寄付によって目標額に足りない残りの金額が賄われている。

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