ベックはNASAとのコラボレーションによる『ハイパースペース』のヴィジュアル・アルバムをリリースすることが発表されている。
このアルバムはカリフォルニア州南部にあるNASAのジェット・プロパルジョン・ラボラトリーとベックとのコラボレーションとなっている。
ベックのウェブサイトでは『ハイパースペース』のヴィジュアル・アルバムがストリーミングできるようになっており、彼の楽曲とNASAからの画像やデータが組み合わされている。
それぞれの曲はNASAが目的地とした天体と結び付けられている。「それぞれの曲がそれぞれの人々にとっての違った形の『ハイパースペース』となっているんだ」とベックは述べている。「僕らが向き合っている現実から逃げられるんだ」
専用サイトはこちらから。
アルバムのトラックリストとそれぞれの曲に関連したNASAのプロジェクトは以下の通り。
01 Hyperlife | Landsat 8, International Space Station
02 Uneventful Days | Lunar Reconnaissance Orbiter (LRO), Apollo 12
03 Saw Lightning | Mars Reconnaissance Orbiter (MRO), Curiosity Rover, Viking 1 Orbiter
04 Die Waiting | Solar Dynamics Observatory (SDO)
05 Chemical | Cassini-Huygens
06 See Through | Juno
07 Hyperspace | Transiting Exoplanet Survey Satellite (TESS)
08 Stratosphere | Spitzer Space Telescope
09 Dark Places | Hubble Space Telescope (HST)
10 Star | Hubble Space Telescope (HST), Swift, Fermi Gamma-Ray Space Telescope
11 Everlasting Nothing | Hubble Space Telescope (HST)
先日、ベックは自己隔離が続く中でクリス・ベルの“I Am The Cosmos”のアコースティック・カヴァーを公開している。
新型コロナウイルスによるロックダウンが続く中で多くの大物アーティストが自宅からのパフォーマンスを披露しており、ベックもその1人となっている。
クリス・ベルの死後、1992年にリリースされたアルバムのタイトル・トラックである“I Am The Cosmos”はクリス・ベルが1978年に亡くなる前にレコーディングされたアルバムとなっている。ベックは短縮バージョンでカヴァーを披露している。
公開されたパフォーマンスはこちらから。
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