Pete Smith

Photo: Pete Smith

プライマル・スクリームの『スクリーマデリカ』でヴォーカリストを務めたデニス・ジョンソンが亡くなった。享年56歳だった。

コラボレーションを行い、デニス・ジョンソンが200回以上のライヴに出演していたア・サートゥン・レイシオは声明を発表しており、次のように述べている。「彼女は亡くなる前の週、病気を患っていましたが、金曜日には友人に『ずっと良くなった』と語っていました。彼女は月曜日の朝に亡くなっているところを発見され、死因については分かっておりません」

デニス・ジョンソンはジョニー・マーとバーナード・サムナーによるエレクトロニックの作品に参加しているほか、ニュー・オーダーやアイ・アム・クルートらの作品にも参加していた。

デニス・ジョンソンは9月25日にソロ・デビュー・アコースティック・アルバム『ホエア・ダズ・イット・ゴー』をリリースする予定となっていた。アルバムにはザ・スミスの“Well I Wonder”、ニュー・オーダーの“True Faith”といったマンチェスター出身バンドのカヴァーが収録されるほか、いくつかのオリジナル曲も収録される。

デニス・ジョンソンの訃報を受けてザ・ストーン・ローゼズのイアン・ブラウンなど、マンチェスターのミュージック・シーンからは追悼の声が寄せられている。イアン・ブラウンは「安らかに、素敵なデニス・ジョンソン」と述べている。

プライマル・スクリームのシモーヌ・マリー・バトラーは「非常に悲しい知らせ」と述べ、『スクリーマデリカ』収録の“Don’t Fight It Feel It”をデニス・ジョンソンとアンドリュー・ウェザオールに捧げている。

ニュー・オーダーのスティーヴン・モリスは訃報を聞いて「ショックで打ちひしがれている」と述べ、808ステイトは「彼女の声が多くの文脈でのたくさんの思い出を縫い合わせてくれる」と述べている。

エロール・アルカンは「心からのお悔やみ」と共に“Don’t Fight It Feel It”を投稿しており、ダヴズのジミ・ゴールドウィンは「あんなにも美しい女性の訃報に打ちのめされている」と述べている。レヴェランド&ザ・メイカーズは彼女を「真の人物の1人」とし、ケミカル・ブラザーズのエド・シモンズは彼女について「素晴らしかった」と述べている。

広告 ザ・ビートルズの新作ドキュメンタリー『ビートルズ ’64』がディズニープラスで11月29日(金)より独占配信!

Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ