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メタリカのベーシストであるロバート・トゥルージロは新型コロナウイルスによるロックダウンの中で新作に取り組んでいる件について最新情報を明らかにしている。

『ヴァイナル・ガイド』のポッドキャストによる新たなインタヴューでロバート・トゥルージロは1週間に1度を基本として、それぞれのメンバーが自宅で作ったアイディアや進捗状況を共有していると語っている。

「毎週、コミュニケーションをとっているんだけど、素晴らしいよ。だから、完全に繋がってるんだ。やり始めたことは基本的に自宅スタジオで集中して、家でクリエイティヴになってアイディアを探して、新たなアイディアを作っていくということなんだ」と彼は語っている。

「新しいアイディアを育てるのが楽しいんだ。正直なところね。みんな、いい精神状態なんだよ。大部分において、僕らがフォーカスしているのは、これで楽しもうということなんだ。僕がレコーディング機材を新しくした理由の一部もそれなんだ。アイディアをまとめたり、新曲での他人のヴァイブをチェックしているところなんだ。今はそういう状況だね」

彼は次のように続けている。「作っているものは本当にクールだと思うよ。バンドとして集まるには時に時間がかかることもあるからね。別々の場所に住んでいる4人が一つの部屋に集まるわけだからさ。だけど、『今は同じ部屋に集まる必要はないよな』という感じだからね。自宅から音楽を作って、一緒に取り組んで、曲を作っているんだ。また部屋に集まることになったら大音量で演奏するよ。けど、40歩ぐらい先に進んでいることになるんじゃないかな」

ロバート・トゥルージロは現時点でリリース日は決まっていないとしたものの、バンドは「土壌を耕して、それを楽しんでいる」と述べている。新しいアイディアを完全な曲にする前にバンドは「制作の流れを再構築する」ことを計画しているとも説明している。

先日、ドラマーのラーズ・ウルリッヒはバンド内で新曲のアイディアをやりとりし始めたと語っていた。

ラーズ・ウルリッヒはロックダウン中のバンドの取り組みについて語っている。「俺たちは取り掛かり始めていて、ここ4週間ぐらい連絡を取っているんだ。その前も連絡をとっていたけど、ここのところはクリエイティヴな面で連絡をとっていて、発見のモードにあるんだ。いいやり方だね。EメールやZoomでお互いにアイディアを送っていて、これまでにない状況で音楽を作ろうとしているんだ」

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