システム・オブ・ア・ダウンのサージ・タンキアンは彼らの作った音楽よりもバンド・メンバーのほうが大切だと語っている。
新しいインタヴューでサージ・タンキアンは新しい音源の制作について合意していないにもかかわらず、なんで一緒にバンドでツアーを行う理由について語っている。
「自分としては僕らは見解が一致していて、お互い友人としてバンド・メンバーとして尊敬しているんだ。だから、ツアーも行うし、一緒にいて楽しいし、リハーサルも一緒にやるし、一緒の空間で冗談も言うんだよ」とサージ・タンキアンは『ハイブランド・ウィズ・ソナ・オガネシアン』で語っている。「僕らの唯一の問題はアーティスティックな部分で一致していないことで、それは悪いことじゃないんだ。アーティストというのはそういうものだからね」
彼は次のように続けている。「過去の因縁はあったよ。けど、それも解消されたしね。解消されて嬉しいよ。なくす必要があったからね。公にはしてないけど、自分たちの中ではね。でも、そうなったんだ。だから、よかったよ。事実は外に出ているわけでね。読めるわけでさ。僕が繰り返す必要はないね。でも、重要なのは僕らが乗り越えているってことだよ」
システム・オブ・ア・ダウンでもう1枚アルバムが出るかどうかについて彼は次のように語っている。「分からないね。でも、重要なのは僕らがお互いに楽しむことでさ。ダロンや他のメンバーとの友情はシステム・オブ・ア・ダウンよりも大切なものなんだ。誰しもがそうとは言わないだろうけど、僕は常にそう言ってきた。僕にとってはそれが重要だからね。だって、そこから始まったわけでさ。音楽は僕らの友情の副産物なんだ。僕らの友情は音楽の副産物じゃないからね」
サージ・タンキアンは次のように締めくくっている。「全員、違った見方をしているからね。僕らは違う4人の人格だからね。それは友人であることやアルメニア人であることとは関係ないからね。僕らは全員違う人間で、それで問題ないんだ。それが音楽を素晴らしいものにしているわけだからさ。そういうことなんだよ。でも、同時に同じところにいるわけじゃないからね。常に同じページにいるわけじゃない。それは今後もそうだしね。でも、問題ないんだ」
先日、ドラマーのジョン・ドルマヤンはバンド内での「意見の相違」について語り、最近は度々サージ・タンキアンと意見が食い違うと述べていた。
ジョン・ドルマヤンは先日、ドナルド・トランプ大統領について「マイノリティに対する偉大なる友人」と賛辞を寄せている。
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